リペアジーニアス

育休から復帰して、1ヶ月がんばったら買おうと思っていた資生堂の結構高級な美容液(正確な分類は不明)。雑な計算だと1回分で600円くらいする化粧品で、オフィシャルな使い方も週一のスペシャルケア用。育休中に偶然話をする機会のあった美容部員の卵さんに勧められて知って、買うのを楽しみにしていた。

結果、そこそこな年齢のわたしには、劇的な感動はありませんでした…うん、悪くないね、使用感はいいね、ってくらいかな。化粧水もその他乳液美容液クリームも要らず、すべて1つでまかなえるタイプなのに信頼感があってしっかりしてるのは良いかな、でも値段に見合うかどうか…まあ、そんな感じで2回目の購入はナシで、復帰後6ヶ月経ったこの年の瀬。

仕事納め翌日の大掃除1日目を終えて、年末関係ナシ通常運転の2歳児の相手と、夫の(珍しい)発案のすき焼きディナー支度片付けもなんとかクリアして、寝かしつけ寝落ちから苦しくも帰還し、久しぶりに少しゆっくり、ゴッドタンを見ていたら、たぶんハライチ岩井のマジ歌がスイッチになったと思われる揺れる心の暴発。

まあ、要約してしまえば「もっと評価されたい。やって当然の毎日で、やらなきゃ減点される生活がしんどい」ってな、取るに足らない話ですよ。

もらい事故の夫に、一応は謝りつつ、12時を過ぎて風呂に入りながら、やるかたなしの気持ちを収める方法を探す。ああ、こういうとき、リペアジーニアスだなあ……

取るに足らないけど、でも重大なんですよ。

サクッと手入れができるうえに、悪くなく、そして何より気持ちが贅沢になる。ささくれまくった心を優しく撫でてくれるような。リペアジーニアス、ここだったなあ……

ひとまず自分内で1番信頼しているオイル美容液を化粧水とクリームで挟んで、少し納得して、急いで寝る。半沢直樹に出演する夢でも見られるといいな(結局マジ歌)。

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