【囲碁】9路の練習用AIを手元で動かした
メモ程度ですが、leera-zeroをmacのマシンで動かしたのでその備忘録を。エンジニアじゃないとちょっと手間取るかも。
leelazeroのインストール
これをcloneして(9路用にforkしているrepoもありますが、最新版追従できてなさそう?でエラーが出たので、非推奨)macOSのところのinstructionに従います。
ただし、src/config.hの中のBOARD_SIZE=19になっているのを9にしてからmakeします。makeコマンドは下のコマンド(わからない方がいれば)
# Compile leelaz and autogtp in build subdirectory with cmake
cmake ..
cmake --build .
ネットワークファイルのダウンロード
からお借りしたネットワークファイル(学習済みデータ)をダウンロード
どうも、2019年1月あたりに作られた、囲碁クエならほぼ負けないネットワークデータ(推定八段/rate2500以上)があるらしいです。自動化して戦わせることもできるみたいですが、公式は禁じているはず?なので自己責任で。
適当なディレクトリに置いておきます。
lizzieクライアントのインストール
https://github.com/featurecat/lizzie
をcloneしてこちらもinstructionにしたがってビルド、起動します。エンジンをさっきビルドしたleela-zeroのバイナリleela-zero/build/leelazに指定します。こんな感じ。
../leela-zero/build/leelaz --gtp --lagbuffer 0 --weights 152s.txt
この場合152s.txtはlizzieのディレクトリに入れてあります。
あとは起動を待ちます(手元のmacbookpro)
ではまあまともに検討できるくらいで動きました(とはいえ動かしてる間は他のことできない)ものによっては動かない場合・遅すぎて使えないこともありそう。軽いネットワークファイル(サイズ小さいやつ)を使えば代替できるかもしれません。
プレイする
この画面まで動いたらあとは対局するだけ。筆者は囲碁クエ4段程度(1900~2000くらい)ですが、全く歯が立ちません。多分9路なら手元のマシンでもすでにほとんど人間には負けることのないレベルなのではないかと思います。ただ、このネットワークファイルはコミ7.5なので、囲碁クエでは持碁の盤面でも白勝ち判定のようです(しかも白の勝率がそもそも6割以上)
こいつで検討するようにしてから強くなった気がします(するだけ)
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