岩手県山田町で開催!横浜F・マリノスの復興応援活動「ふれあいサッカー教室」
皆さま、こんにちは。
横浜F・マリノスを運営する横浜マリノス株式会社の法人営業部です。
いつもクラブへ熱いご声援をいただきありがとうございます。
このnoteは全国の方々の目に触れていると思います。横浜や日産スタジアムでのイベント・アクティビティを紹介していますが、今回は横浜を飛び出して、岩手県山田町で行っている復興応援活動についてお伝えしたいと思います。
横浜F・マリノスがなぜ岩手県山田町で活動を行うのか、疑問を持たれた方もいると思います。
2011年3月11日の東日本大震災では、広い地域で多くの方に甚大な被害が発生しました。横浜F・マリノスには岩手県山田町出身のスタッフがおり、道路の安全とガソリンの供給の問題がクリアになるとすぐ現地へ向かい、被災された家や地域の皆さんのサポート活動を始めました。まだ余震が続く中での行動は社内の気持ちを一つにし、支援活動をサポートしたいという思い、またそれを実現するための動きがスタートしました。
私たちはサッカーで皆さんに楽しさを感じてもらう為に日々活動しており、サッカーを通じて地域の子どもたちに元気と楽しさを感じてもらいたい、というのが社内で共通した思いでした。
そして、2012年に第1回目の「ふれあいサッカー教室」を実施することができました。
ここで、大きなサポートをいただいている成城石井様について触れたいと思います。
成城石井様は、2019年から横浜F・マリノスが2011年の東日本大震災以降行っている復興応援活動(岩手県山田町・宮城県東松島市)のパートナーとして、オフィシャルサステナブルスポンサー契約(復興応援パートナー契約)を締結し、岩手県山田町では「成城石井presentsふれあいサッカー教室in山田町」の他、親睦を深めるためのバーベキューを開催するなど継続してサポートを頂いております。
今年も最初に社内でプロジェクトメンバーを募集し、会議を重ね、山田町の方と、横浜F・マリノスが協力できること、希望していることについても改めて確認し、方針を決めてどのような内容にするのか議論を重ねました。
また、遠征メンバーの13名には各自役割が与えられ、当日に向けて準備を進めました。
そして迎えた6月22日(土)。新幹線で盛岡駅へ向かい、レンタカーに乗り換えて約2時間。山田町に到着しました。翌23日のサッカー教室に参加してくれる子どもたちへ成城石井様がご用意いただきましたお菓子のプレゼントのセッティングを行い、準備万端で当日を迎えました。
グラウンド集まったのは岩手県山田町と宮古市から集まった、サッカーチームに所属する112人の子どもたち。山田町の方にお伺いしたところ、町全体の子どもの数は減少傾向ですが、サッカークラブに加入する数は年々増えているとのことです。復興応援活動で横浜F・マリノスやサッカーとのつながりが続いているからなのでは、と嬉しいお言葉をいただきました。
さて、コーチたちはアイスブレイクも兼ねて呼びやすいあだ名で自己紹介を行います。横浜F・マリノスアンバサダーの波戸康広さんは「ぽっぽコーチ」です。
ちなみに、2012年に横浜F・マリノスアンバサダーに就任した波戸康広さんは、第1回目の「ふれあいサッカー教室」から皆勤賞で参加されています。
体をほぐすウォーミングアップからパスの練習、5対5のゲーム形式とサッカーのメニューになってくると、グラウンドから子どもたちの楽しそうな声とコーチたちの指導が響いてきます。
一方で、参加者の兄弟の小さい子どもたちと保護者の方がグランドの周りにたくさん来ていただきました。今回のプロジェクトでは、ご家族の方々もスポーツに触れあえるコンテンツを作りたい!と議論してきました。横浜F・マリノスには地域、行政を通じて様々な団体と交流し、スポーツを通して地域社会をより良くする活動を進めている「一般社団法人F・マリノススポーツクラブ」があります。そのスタッフから出されたアイデアで、小さい子どもたちも大人も楽しめることから、ボッチャとモルックを実施しました。グラウンドの脇にセットして、メンバーがトライしたのですが想像以上に面白い競技です。そして大人よりも小さい子どもたちの方が高得点を取ったりするので、とても盛り上がり楽しんでいただくことができました。
サッカー教室の終盤では、コーチや成城石井様のスタッフの大人チームと子どもたちのチームの交流戦が行われ、最後は高学年の子どもたちのパワーが発揮され子どもたちチームの勝利となりました!
サッカー教室終了後には、記念ユニフォームと成城石井様からいただいたお菓子、コカ・コーラボトラーズ様からいただいたドリンク、森永製菓様からいただいたをinゼリーをプレゼントし、子どもたちの歓声も上がっていました。
なお、復興応援活動は地元のメディアにも取り上げていただきました。
その他、岩手朝日テレビ、岩手日報にも取り上げていただきました!
サッカー教室終了後、山田町の子どもたちや保護者の皆さまとより一層の親睦を図るため、バーベキューを開催。成城石井様より高級な肉類やデザート、日清オイリオ様より日清やみつきオイル、山田町の皆さんより海産物を持ち寄って頂き、とても豪華なバーベキューとなりました。
午後は横浜F・マリノスコーチvs保護者の方々とのサッカー交流戦が予定されていましたが、雨天の為中止となってしまい、残念ですが来年に持ち越しとなりました。
さて、最終日の24日は山田町の織笠保育園に近隣の園児も集まり合計43名の園児と、横浜F・マリノスコーチたちとのふれあい教室が行われました。サッカー教室ではなく、ボールを使ってのふれあい教室です。マリノスケが登場すると歓声が上がり、グラウンドで一緒にボールを追いかける姿や、少し怖がって先生の手を握って様子を伺ったりする園児もいてたまらなく可愛かったです。実施時間は約1時間ですが、園児たちは全身全力でエネルギーを使ってボールと触れ合ってくれたと思います。
かつて保育園でふれあい教室を体験した子どもが、今年はサッカークラブの仲間と「成城石井presentsふれあいサッカー教室」に参加したというお話しをお聞きして、復興応援活動やふれあいを通じて、スポーツから学ぶ感謝や尊敬の姿勢やサッカー普及等に貢献していると実感することができました。
2012年より実施している「東日本大震災復興応援活動」、復興応援活動の一環としておこなっている「ふれあいサッカー教室」は、長年継続していることによって、参加する子どもたちのみならず、山田町役場の方々や保護者の方々にも親しまれていると感じました。
来年度へ向け、改めて、本年度のふれあい内容における意見交換や山田町へのヒアリング等をおこない、より良い応援活動をおこなっていきたいと思います。
横浜F・マリノスのパートナーシップにご興味をお持ちいただいた方、またご不明な点をお持ちの方は次のサイトからお問い合わせいただけます。
最後までお読みいただきありがとうございました!