【合格する人はここが違う】⑦勉強方法との向き合い方が違う
こんにちは、山藤あるとです。
【合格する人はここが違う】シリーズ第7弾です。
今回は、勉強方法についての話です。
多くの受験生に最後まで読んでもらえたらうれしいです。
勉強方法との向き合い方が違う
合格しない人の勉強方法との向き合い方
合格しない人は、合格できる勉強方法を探しています。
合格した人から話を聞いたり、合格体験記を参考にしたりして、合格した人がやっていた勉強方法を取り入れることもします。
新しい勉強方法を積極的に取り入れる一方で、その勉強方法で思うように成果が出ないと、自分には合わなかった等と言いながら割とすぐにやめてしまいます。
ちょっとした勉強方法コレクターのようになっていますが、成果は思うように出ていないことが多いです。
場合によっては、専門学校のカリキュラムの中で、同じ科目でも複数の講師が担当していたら、その講師が自分には合わなかったと違う講師の同じ科目の講義を受け直したりすることもあります。
合格する人の勉強方法との向き合い方
合格する人も、合格体験記などを参考にして、勉強方法を取り入れたりはします。
ですが、自分にとっての課題を認識しているものの、その解決策として効果的・効率的な勉強ができていないと感じるときに参考程度に他の人の勉強方法を聞く、という程度です。
ただ、いいなと思って取り入れた勉強方法でも、やってみて調整した方がよいと思えばやり方は自分に合わせて変えていきます。
結果として原型を留めなくなるケースもありますが、自分にとって必要だと考える勉強方法になっていると感じているので、そのまま勉強は続けます。
勉強自体は続けているので、おのずといつかは結果がついてくるようになります。
自分が分かるようになるまで勉強すればよいと思っているので、専門学校や講師の選択に関するこだわりは比較的に薄く、むやみに専門学校や講師を変えたりはしません。
振り返り・考察
毎度のことですが、合格しない人の話は合格できなかった頃の自分です。
一言でいうと、他責思考だったと思います。
もっというと、専門学校や講師に受からせてもらえると過度に期待していたともいえそうです。
思うように結果が出ないのは、専門学校のテキストがよくないから、講師の説明が分かりにくいから、といった感じで、自分の勉強不足を棚に上げてそう思っていました。
だから、どこかに自分を合格させてくれる勉強方法があるはずだ、と勉強方法探しに意識が向いていたのだと思います。
もっとも、もちろん朝から晩まで勉強していたので、勉強不足だったとは当時思っていませんでしたが、今になって思えば、分かるまでやる、できるようになるまでやる、という覚悟が足りなかったと思います。
これに対して、合格する人の思考は基本的に自責思考です。
専門学校に合格させてもらうのではなく、自分が合格できるようになるという意識がきちんとあります。
もちろん、自分が分かるようになっていない以上自分の勉強不足だと考える覚悟のようなものがしっかりと根付いています。
分かるようになるまで勉強すればよいと腹をくくっているので、おのずと、勉強方法そのものよりも、勉強内容に意識が向いていたと思います。
自分にとって必要な勉強をしているか、という意識はいつも頭の片隅にあったと思います。
私自身このことに気付いたのは、合格した人たちと話していて、合格するような人は多分どの専門学校に行っていても合格したんだろうな、とふと思ったことがきっかけです。
シンプルに、どの専門学校でも合格している人はいる、という至極当たり前の事実を受け入れ直してみると、専門学校や勉強方法の選択が合格の決定的な要因ではない、ということに気付きました。
結局自分次第なんだ、と気付いたことで、分かるまでやるという覚悟がストンと決まったことを覚えています。
まとめ
・合格しない人の勉強方法との向き合い方
基本的に他責思考
思うように結果が出ないのは専門学校のカリキュラムや勉強方法が自分にあっていないからと感じている
おのずと合格に必要な対策は勉強方法等を変えるということになる
ころころと勉強方法等を変えるため、結果が出るまでやり続けていないのに、勉強を頑張っている状態だけが残る
・合格する人の勉強方法との向き合い方
基本的に自責思考
どの専門学校でも合格者はいる以上、合格するかどうかは自分次第
思うように結果が出ないなら勉強内容を調整して勉強を続ける
それを結果が出るまで繰り返し続ける覚悟がある
PDCAサイクルでいえば、合格しない人の思考は、まず勉強方法から入って(P)、それをやってみたところ(D)、思ったように結果が出なかったとしてそれは勉強方法が自分に合っていなかったと分析し(C)、他の勉強方法に変えるという対策をとっていた(A)、という感じです。
これに対し、合格する人の思考は、まず勉強してみて(D)、思ったように結果が出なかったとしてどう勉強内容を調整すればよいかを検討し(C)、それを踏まえた勉強内容に変えていく(A)結果、自分なりの勉強方法が確立される(P)、という感じです。
投資の世界では、「聖杯探し」という表現があるそうです。
どこかに確実に儲けられる手法(聖杯)があるはずだと信じ、それをひたすら探してしまうことだそうです。
受験の世界でも同じことがいえると思います。
「聖杯」を探していても合格しません。
合格しない人する人のPDCAサイクルを比べると思うのですが、「聖杯」は「探す」ものではなく「作る」ものではないかと思います。
自分にとって必要な勉強になるように調整しながら勉強することを繰り返して合格したら、自分がやった勉強方法が自分にとっての「聖杯」になるのではないでしょうか。
話の本質は、下記の記事と同じです。
結局、やり続けたかどうか、が一番重要なのだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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