子どもが生まれて唯一つづいたアルバム作り
子どもが生まれてから、たくさんのことを始めて、飽きたり、挫折したりしました。
10年日記、一眼レフ、手作りおもちゃ、マクロビオティック、台所育児、英語、こどもちゃれんじ、手作り調味料、お片付け育、などなど。
こうして書き出すと、恥ずかしいくらい「よさそう!」と思うものに飛びついては、息切れするというのを繰り返してきました。
そんな私が唯一、続けられていて、そして続けていて良かったなあと思うことがアルバム作りです。
お子さんが小さい方の参考になれば幸いです。
どんなアルバム?
撮ったものをすべて現像せず、自分で続けやすいルールを決めてアルバムを作ります。
どこが良い?
写真を撮るのは簡単。
特に子供が小さいといつのまにか大量の写真を撮っています。
写真を撮る→写真を選ぶ→現像→アルバム作成
その一連の作業を決めてしまうことで、無理なくアルバム作りを継続できます。
また、ひと言程度の出来事を書いておくのですが、これが数年後に見返すと「こんなことあったんだー。」とびっくりします。
多分、子供たちが成人したら、アルバムをおつまみにお酒飲んで泣くなーって夫婦で話しています。
子ども達が成長して、自分たちでアルバムを見返して、去年の誕生日ケーキをチェックしたり、楽しんでいるのを見ると、作っておいて良かったなあと感じています。
はじめたキッカケ
はじまりは以前も紹介した、OURHOMEのemiさんという方のブログで紹介されていたアルバム作りをやってみようと思ったことです。
今は、アプリでも毎月写真が届くとかありますが、私の中ではemiさんが先駆者だなと思っています。
9年前の当時、スマホではなく写真を撮るのはデジカメが主流でした。
そのデジカメのデータを、いかに整理して、印刷して、アルバムに残すかという流れを簡単にブログで紹介してくれました。
内容を詳しく書くと、長くなるので割愛させていただきます。
こちらのourhomeさんのサイトをみれば、とてもわかりやすいと思います。
続けやすい仕組みって?
人によって続けやすい方法は違うと思います。
でもルールを決めることで、続けやすくなると思います。
私の場合を、例として書いてみます。
写真を撮る(特にルールを決めずに好きに撮る)
夫が撮った写真は、スマホに共有のフォルダを作っておき、そこにいれてもらうようにしています。
↓
写真を選ぶ(いいなあと思った写真以外は削除)
デジカメの場合はUSBに現像した写真データを残していましたが、スマホの写真は溜まる一方なので削除しています。
デジカメで撮った場合は、パソコンやスマホにとりこむ前に厳選してから送信しています。
↓
現像する
注文しやすくて、お値段も手頃なネットプリントでたのんでいます。
半年分とか大量に注文する方がお得な気がします。
また、整理しやすいように日付をいれてプリントしています。
きれいな写真に日付が入るのが嫌だったのですが、日付をいれると格段に整理しやすいです。これは好みですね。
↓
アルバム作成
あとは自分の決めたルールで整理しながら作ります。
私のルールは以下です。
1年分を1冊に収める
見開き1ページを1か月分にする
大きい写真は別に保存する
半券なども写真と一緒に入れる
現像するタイミングは決めない
出来事メモは忙しい時は書かなくてもよしとする
続けるためにしたこと
まず10年間続けようと思い、アルバムを10冊まとめ買いしました。
そして、アルバムを置くスペースをリビングに確保しました。
毎年、一冊づつ増えていって、置く場所をそのたびに考えるのは大変だし、アルバムが廃盤になってしまって、ちぐはぐになるのも嫌でした。
まとめ買いすることで、解決です。
年の初めに、ひと言メモカード一年分を用意する。
毎月の出来事をちょっと書くだけ。
そんな簡単なことが、こどもが小さいと大変です。
なので、写真と同じサイズのカードを12枚、年の初めにまとめて用意します。
あとは、冷蔵庫や、手帳など、自分の生活のなかで書けそうなタイミングがある部分に目につくようにしました。
さらには、スマホのリマインダー機能に月初めに育児記録をつけると設定しました。
ちょこちょこ書くのが得意な方もいると思いますが、私はまとまった時間に書くのが好きなタイプなのでこうしました。
ここまでしても、書けない月もありました。
そんな月は忙しかったんだなってわかります。
それで、いいと思っています。
こんな写真が思い出に残るよ!
私的なんですが、撮っておくと思い出になるものをご紹介します。
お気に入りのおもちゃ・絵本
(成長してから見ると、これ懐かしーとなること必須です)
抱っこ写真
(日常の抱っこする姿は、とても尊いです。マッチョな方は肩車でも)
靴
(家族全員の靴がならんだ写真は、とても面白くっていいです。特にベビーシューズは可愛い)
家族全員の姿
(撮る人が偏っていると、家族全員そろっている姿は意外に貴重です)
おうちのご飯
(なにげないけど、スキだったメニューや、誕生日ケーキも毎年写すだけでかなりぐっときます)
子どもの絵や作品、文字など
(そのものを残しておけばいいのですが、かさばるし、写真でも意外と思い出が蘇ります)
はじめて描いた絵や、制作の様子、絵だけではなく、粘土などの立体作品も写真に残したり。
何のために作るのか?
けっきょくはそれが大事かなって思います。
私は、息子が産まれたとき、成長したときに家族みんなでアルバムを見返したいと思ったんです。
私の父は写真が好きで、たくさんの写真を撮ってくれていましたが、その写真を見たことはほとんどありませんでした。
大人になって、実家を整理していた時、沢山の写真を撮ってくれていたことを知りました。
私の記憶にない私がたくさんいました。
もっと、幼い頃にこれを見たかったなぁ、と思いました。
写真を撮るなら、見ないともったいないって思ったんです。
今はデジタルで残すだけでも十分かなとも思います。
でも私は、写真をかたちにして残したいと思いました。
そして、今年が10年目です。
まとめ買いしたアルバムも、ついに最後。
でも、家族のみんなに「今年でアルバム最後だよ」って言ったら
「まだ辞めないで。もっと作って」と夫にも息子たちにも言われました。
その言葉だけでがんばってつくってきて良かったなって思いました。