Yukihiro

好きなお菓子は「大平原」です。

Yukihiro

好きなお菓子は「大平原」です。

最近の記事

何度も聞いていた曲が

何度も聞いた慣れ親しんだつもり曲でも久しぶりにきくと発見があります。こんな箇所あったっけ、と何度も何度も思う自分に出会うと、今まで本当に同じ曲を聞いていたのかと自問してしまいます。先日久しぶりにコンサートホールで聞いたマーラーの交響曲第5番で正にそんな体験をしました。少しずつ入り込み方が深くなっているのでは、とそんな印象です。ところでマーラーの交響曲ってどのくらい膾炙してるものなのでしょう。全然、というのが大変残念ながら私の印象です。 昨日、新しい大陸を目指してよくなりたい

    • 境界線を越えるとき

      夢中になって、夢中になって力を出し切った後に「自分はこんなことができるのか。もっとよくなるようにしたい。」と思える嬉しさ。境界線ギリギリまでたどり着いて、始めてその先にさらに広がったものの影がちらりと見えたような心地がする。大陸の端っこまで行き着いて、その先に広がる大西洋と青空にただただ包まれた時のとても晴れやかな気持ちに似ていた。 「海の向こうに何がある?」と歌うあの曲が好きだ。 「素晴らしき日々叶える大陸」へ向かうのか。違う端を目指すこともできる。 そのためにまずする

      • 知らないでいるための努力

        おはようございます。 ようやくハッシュタグとはどんなものかがわかりました。 部活共通のTシャツとか「千と千尋の神隠し」に出てくる薬湯を湯釜に流すためのお札みたいなものと理解しました。 改めて自分から動けば何かが見つかるんだよなぁ。 わからないままでいる時、実は明に暗にそれについて知らないでいるように努力をしてしまっているのかもしれない。すると「これからやろうと思ってた」は回復魔法かな。 よい1日を。

        • 自分に許しを

          私よ、そろそろ、最初に生まれた気持ち悪さを取り去ることを、 胸のつっかかりを外に出すことを、自分に許してしまえ。 初めに思いついた疑問を口にせよ。 なんとなくいずい場合もいっそ整理せずそのまま口にせよ。 「わからないです」「なんだかしっくりこないです」と。 さすれば、話しているうちに、新しい考えをつかめるであろう。 その場で生まれたアイデアも溢れさせてしまうがよい。 暗黒魔法「まぁ、いいか」は今すぐ封印せよ。 妖怪「後で聞こう」とは距離を置け。 繰り返すぞ。 居心地の

          180度開く

          先日、ミシマ社の雑誌「ちゃぶ台」を買った。最初から最後まで読んで、何度か読み返している。しばらくの間折りに触れて読み返すだろう。雑誌は沁みる文章でいっぱいだった。そして何よりもまず雑誌の綴じ方に感激した。最初の数ページでさえ手の支えなしに180度きれいに開くのだ。パタンと開いたままに出来る。これがとても気持ちいい。割り箸が上手く割れたときとか、アボガドの種がごろりととれたときのような清々しい気持ちになった。こういう感覚はひょっとしたら私が持っている180度開脚へのあこがれから

          180度開く

          反対の反対を考える

          おはようございます。 末次由紀先生の漫画「ちはやふる」を読んでいると、競技かるたにおいて試合に勝つためにとれる4つの戦略について分析する場面が出てきます。 4つの戦略とはすなわち、 1. 自分が取る 2. 相手が取る 3. 自分がミスをする 4. 相手がミスをする          末次由紀「ちはやふる」25巻 148ページより です。 ここは、これまで自分が取る/相手が取る(別の言い方をすると自分が取る/自分が取られる)という2項だけでかるたを捉えていた登場人物が、格

          反対の反対を考える

          改行の悩み

          このアカウントをもう少し活用したいと書いて1週間ほど経ちました。 ここまでのところ1日のどこかで文章を書いております。 今後ともよろしくお願いいたします。 この1週間、noteを使っていて悩んでいたことがあります。 改行です。 私の環境(Mac+Firefox)だとエンターキーを押すと文と文の間がかなり大きな改行になってしまいます。パラグラフで区切りたいときにはいいのですが、パラグラフ内で改行する場合は方法がわからず不便さを感じていました。 ところが昨日ふとアイデアが浮か

          改行の悩み

          メモ

          突き当たりまできた気がしたら、なんだか気持ち悪い気がしたら、 小さく切り分けてみること。 切り分けたものひとつひとつと向き合ってみること。 私はわかった気になってそのままにしちゃうことが多いんだよなぁ。 よい1日を。

          ガツンとくる

          ガツンとくる、という表現があります。ただ、私はあまり日常では使ったことがありません。パンチの効いた、というのも似た表現でしょうか。こちらもほぼ使ったことはありません。 ガツンとくる、というのは何かに触れたり、味わったりしたときに、そのものの重みがズシンと身体に響いてくるような感じかなと想像しています。実際に重みがあろうとなかろうと、そのものの質量が身体にぐぐっと迫ってくる力を感じて、内側からエネルギーがぐつぐつと湧いてくるような、そういう体験です。 有川浩さんの本を読んで

          ガツンとくる

          メモ

          まずはあたためるのだ、私よ。さめると動きにくくなる。 いってきます。今日もよい一日を。

          初詣

          仕事始め。 その前に初詣に行ってきました。天気のいい日に境内を歩くのは清々しい。雨の日はまた静かで格別です。嬉しそうに玉砂利の道を走り回るちびっこを見るのも清々しい。お守りも買いました。一旦鞄にしまってしまうと次に思い出すのは年末、というのがいつもの流れです。今年もよろしくお願いします。 「祈り」と「癒し」から年を始めるのは清々しい。 よい1日を。

          ソフトクリーム革命

          いくらの醤油漬けを買ったので、夕飯は鮭といくらで親子丼にしました。ちょっと気合いを入れて前日に鮭を燻してみたものの手応えはイマイチ。けれど今日食べてみたら口の中でしっかり薫って安心しました。いくらのぷちぷち感としょっぱさが鮭の薫香といい感じに混ざっておいしかったです。 その親子丼を食べながら、東村アキコ先生が出演するので録画してあった浦沢直樹先生の番組「漫勉」を観ました。とにかく2人の先生の描く線を観ているのが気持ちいい。もちろんそれぞれの先生の仕事の仕方や、どのようにして

          ソフトクリーム革命

          「伸びる」と「記録する」

          おはようございます。 私の2016年上半期のテーマは「伸びる」と「記録する」です。「伸びる」のを「記録する」ので、アサガオの観察日記のようですが。 「伸びる」は物理的に身体を伸ばしていきたいというテーマです。最近すっかりヨガにはまっているのですが、身体が伸びている感覚がかなり気持ちがいい。これを広げて、伸びている状態が自然であるようにしたいと思っています。だから「伸びる」。「伸ばす」だとどうも力が入りすぎているような感じがします。稽古としては「伸ばす」意識がとても大切なの

          「伸びる」と「記録する」

          「ヘヴン」

          おはようございます。 2016年、最初に読み終わった本は川上未映子さんの「ヘヴン」でした。年末から読み始め、元日に読了。凄惨な暴力の描写も多く、顔をしかめ、口を曲げ、つっかえつっかえの読書となりました。暴力描写の圧力にはくらくらした。読み終えて、総体を掴むのがなんだか上手くできなかったけれどとにかく凄い、と思ってます。いろいろ書く前にまず好きな場面の話をします。 主人公の<僕>と彼の同級生コジマが夏休みに電車で遠出する場面です。 「うれぱみん」とコジマが言った。 「う

          「ヘヴン」

          新年です。

           今年こそはゆるゆるとこのアカウントを活かしていきたいと思います。  よろしくお願いします。

          新年です。