【週末エッセイ】小さな勇気
こんにちは、いかフライです。
早くも9月後半になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
まだ残暑が厳しい時期から、秋の新商品が多く出てきました。
スターバックスとタリーズコーヒーでは、お芋や栗、かぼちゃを使った商品が発売されています。
スターバックスの季節限定商品のHPを見ると、キャッチコピーを大きく配置した作りで、文字を読むことによって「美味しそう!」と思わせるような面白い構成になっていました。
コピーやHPの構成に興味がある方はぜひ覗いてみてください。
個人的な秋のおすすめスイーツは、焼き芋とバニラアイスのコンビです。
カロリーが高いことは十分承知していますが、スーパーで売っている石焼の焼き芋を購入し、MOW(モウ)のバニラアイスを添えると抜群に美味しいです。
至福のおやつになるので、こちらもぜひ。
今回の週末エッセイのお題は、「小さな勇気」です。
日々勇気が出ずに言い出せないことが多くあります。
例えば、お昼にランチで利用するカフェ。
醤油ベースのパスタランチを注文して楽しみに待っていると、ミートソースのパスタが運ばれてきたことがありました。
よくあるお店の方の間違えですが、「すみません、これ違います」が咄嗟に言えず。
言えば大抵は交換をしてもらえるとは思いますが、何となく言い出すことが億劫になり、「今日はミートソースに縁があるのかもしれない」と変なポジティブシンキングを発揮してしまします。
数分立って、店員さんが気づいて取り替えてもらいました。
職場では、冷房が強くても言い出せないことがありました。
真夏の暑い時期は強めの冷房をつけているため、室内が涼しくなりすぎることがあります。個人的には寒いと思っていても、他の方は丁度いい、場所によっては暑いと感じている。
適温にすることは難しいと考えて、上着を羽織って調整していました。
リモート会議で発言をするときにも、小さな勇気を出しています。
話し相手が顔を出さない、相づちを打たないことも多々あるため、1人で
虚空に話している気持ちになることがあります。
仕事には何でも慣れが必要にはなると思いますが、反応が無いとだんだんと自信が無くなってしまうことがまだまだ多いです。
緊張の場面で勇気を振り絞る、ということは日常生活では多くありませんが、小さな勇気が必要な場面は振り返ると多いと思います。
勇気を出さなくても、自身が我慢をすれば通り過ぎてしまうような些細なことです。
「勇気を出す」ことには、様々な感情が付いて回ります。
「自分の言ったことが間違っていたらどうしよう」という失敗を恐れる気持ち。
心を乱すまでの出来事ではない無いと判断する、面倒くさいという気持ち。
失敗をしたくないからこそ、人のことを気遣い、慎重に石橋を叩いて渡りたくなる自分が出てきます。
毎日は、小さな勇気と葛藤の繰り返しです。
小さな勇気について考えたときに、思い浮かぶアニメ作品があります。
2010年に放送された、「四畳半神話大系」という作品です。
既に放送から現在(2024年)まで10年以上が経過していますが、作画や登場人物の会話のテンポにはとても特徴があり、いつ見ても新鮮で色あせません。
京都の大学生がパラレルワールドで様々なサークル活動を体験し、各々大変な思いをするという大筋ですが、物語の終盤で主人公は「サークルに入らない」という選択をします。
サークルに入らなかった主人公は、どんな体験をするのか?
これはぜひアニメを見ていただきたいのですが、この作品には「行動を起こさなければ、何も変わらない」「失敗をしても良いから、兎に角やってみよう」という強いメッセージが込められていると感じます。
作品の中で何度も、「あなたの目の前には好機がぶらさがっている」という
セリフが出てきます。好機を掴むかどうかは自分次第で、少し腕を伸ばすだけで届くかもしれない。
小さな勇気が出ないときは「四畳半神話大系」を思い出し、少し立ち返って考えます。小さな勇気が積もっていけば、自身の環境は少しずつ変わっていくのかもしれません。
勇気の話で「四畳半神話体系」を取り上げましたが、作品には全く堅苦しさがなく、むしろ大学生のハチャメチャぶりが描かれています。
原作は森見登美彦さんで、「夜は短し歩けよ乙女」など、京都を舞台にした作品を多く手がけていらっしゃいます。
興味のある方は、配信サービスなどでぜひご覧になってください。
また、noteでお会いできると嬉しいです!
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