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祖母の教え

昨日は、友達に言われたことが胸につかえて、どうしようもなく苦しくなっていたら、おばあちゃんから電話が来た。
久しぶりの電話に当たり障りのないことを話して、おばあちゃんもきっと特に用はなく、すぐに電話を切った。

でも、ふと思って、私が考えていること、おばあちゃんならどう思うんだろうって思って、もう一度おばあちゃんに電話をしてみた。

「おばあちゃん、私身体は元気だけど、少し気になっちゃってることがある。」
「お友達(A)に、10年以上前にあの人(B)があなたのこと悪く思ってたんだよ、と言われて、そのこと自分の中でどうケリをつけたらいいかわからない」
「内容は聞いたけど、私ももう覚えてないけど、何か勘違いされていたんだと思う」
という話をした。

おばあちゃんが「そんなこと、よくある話よ。気にしない、気にしない。」といった。気にしてたら、あなたは私の可愛い孫なのに、私の歳まで生きれないわよ、とも。

私が黙っていたら

「でも、気にしないって言われても気になるのよね。」
「そんなもの、気にしてないってフリだけしてなさい。昔の悪口の告げ口なんて、私昔のことなんて覚えてないのって微笑んでたらいいのよ。」
「おばあちゃんに話して、スッキリしたら、気にしてないってふりを自分にもしてあげるのよ。」
「あなたは大丈夫なんだから。大丈夫なんだからそんなことなんて気にしない。」
「案外、言ったほう(B)も覚えてないかもよ」

と、言葉をかけてくれた。
なんだか気持ちがすっと軽くなって、おばあちゃんにありがとうと、また明日から元気に頑張ろうっていう話をして電話は終わり。

この電話のことはきっとずっと覚えていよう。

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