夢をかなえるゾウ
結論から言うと、ケラケラ笑って最後の最後に涙が出てしまいました。
本読んで泣いたの初めてです。そもそもあまり読まないのですが・・・
さて、ざっくりした内容です。
物語は「僕」視点で進んでいきます。
ある朝聞き慣れない「おい起きろや」の声で目覚めました。その主はゾウの姿に腕が4本、牙が片方折れていて、ぽってりの腹、何故か大阪弁、鼻を揺らしながら座っていました。名をガネーシャ、神様だとのことでした。ここから「変わりたい僕」と、「変われない現実」と「何故変われないのか」と、「変わる為に何する?」を題材にしたそれはそれは深い深ーい冒険活劇の始まりです。
「神様と名乗りますが・・」
このガネーシャという神様は超絶わがままです。タバコぷかぷか、「富士急ハイランドに連れてけ」、「卵焼きにベーコンがない」事に懇々と説教、あれ食いたいこれ食いたい・・・モーツァルトやニュートン、エジソンも自分が育てたと豪語、そんな超胡散臭いガネーシャに、疑問を抱きつつも神秘的なオーラ、心を読むチカラに「もしかしたら本当に神様なのかも」と、疑いつつも信じて、一つずつ出される「一見意味の無い課題」を実行していきます。その前にある契約書にサインを求められますが・・・
「契約書」の内容
「今からワシの言う事一度でも聞かんかったら、もう一生何かを夢見る事なく、今まで通りのしょうもない人生をだらだらと過ごして後悔したまま死んでいきます」というもの。何故こんな事をするのか。
ガネーシャは「希望」を集めている
「ワシ、希望集めてんねん。全然モノにならんやつから[希望]集めて、筋のええ子に全部上げてんねん。そないしてえこひいきしとんねん。だからスゴいヤツってめちゃスゴなるし、ダメなヤツは徹底的にダメになんねん」←ここ怖いんですけど・・・
・・・これ以上は読んでみてください!!すらすら入ってきますよ!
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