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2本目:仕事関係の方の葬儀参列について、私の考えを。

※2024/06/05に作成のマガジンに収録しました

こういうことを学ぶ機会が少ないのではと感じたので、自分の経験を踏まえてどう考えて行動するかをまとめておきます。
どなたかの参考になれば幸いです。


同僚の訃報

同じ部署の方の訃報が届いた。
私自身は1往復のチャットしかやりとりしたことはないので、関係としては薄いのかもしれない。
ただ、その方のお仕事が素晴らしく、後続担当の私はとてもやりやすかったので個別にチャットしてお礼を言った、という
個人的には思い出のある1往復となった。

会社、部署の方針

どのような対応になるか、などはケースバイケースになるので
まずは会社、上司への確認をしていただくのが良いと思う。
今回は以下のとおり。

  • お通夜、告別式へ参加希望者は会社に申告する

  • 部署として香典、供花をとりまとめている

私の考え

参列について

最後のお別れをしたい、お世話になったので参列したい、など
故人への気持ちがあるなら遠慮なく参列の意を示し、行動するのが良いと考えている。

自分が遺族側の経験もあるからだと思うが、参列していただけるだけでもとてもありがたいなと感じたし、故人との思い出話など聞かせてもらえるのもとてもありがたいと思ったことが背景にある。

結婚式は招待制だけど
お葬式は挙手制なのよね、と
母はそんな風に話していたこともあった。

生前、嫌われてたら誰も来てくれないね
逆に沢山来てくれたらとてもありがたいことだね、と。

なので、もし家族葬でなく、参列してもよい状況であれば
遠慮することなく参列していただきたいなと思う。

供花について

参列が難しい、けれど気持ちを伝えたい、という場合は供花が良いと思う。

会社の場合、会社からや部署からの供花も出る場合もあるので確認していただきたいが
沢山のお花が届くことも、遺族側としてはとてもありがたく感じた。

個人で出すにはちょっと、という場合は
◯◯一同、のような名義で出すこともできるので
たとえば故人にお世話になった数名で出す、なども選択肢に入ると思う。

本当に、供花のお名前を見ているだけでも泣けてくるので。

香典について

一番シンプルな形だと思う。
会社の場合、上司が参列するケースがあると思うので
部署でとりまとめてお渡しすることも多いかもしれない。

相場などはご自身で検索していただくとして
私個人的には、正直いくらでもよいと考えている。
本当に「お気持ち」で良いと思う。
相場がいくらだから、と出すこともないし
そのときの自分にできることを。

その他

できることなら、故人との思い出を伝えてあげてほしい。
会社でこんなことがあって、そのときに助けてくれたんですよ、とか。
どんなエピソードでも、聞けたらありがたいなと思う。

直接お話するのは時間もないし、という場合は
お手紙を書いてみてもいいと思う。

お通夜がまさに故人の話をして偲ぶ時間なので、ぜひ。

私は自分の祖父の葬儀のときに
そういったエピソードを沢山聞かせてもらえて、とてもありがたかったので。
香典も供花ももちろんありがたいのだけど、参列してくれてエピソードを聞かせてくれたことに、とても感謝したので。

おわりに

私自身は、自分の経験に基づき、こうした考えを持つようになったが
こうしたことを学ぶ機会は多くないのでは、と思い
今回まとめておくことにした。

私も祖父の葬儀を経験したり、お寺さんからの話を聞いたり、参列したり、親世代から教えてもらったりしたが、その機会があったことに感謝している。

#お葬式

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