見出し画像

私の英語学習方法

公立中学から勉強を始めた英語。帰国子女でもなければ、特別な英語塾に通うこともなく、大学で英語専攻だったわけではなく、留学経験は6ヶ月しかない私が、TOEIC900点超えのレベルにまで英語力を引き上げた学習方法について共有したいと思います。ネットのおかげで、いまはやる気さえあればお金をかけずとも自力で英語を学べる時代です。私の経験が参考になれば嬉しいです。

ポイント1:好きなこと、関心のある分野を入り口に学ぶ

「好きこそ物の上手なれ」と言いますよね。私はもともと新しい発音や言葉を覚えることが、英語を学ぶことの楽しみでした。私は音楽や映画が好きだったので、そこを入り口に学校以外の英語を自分自身で学び始めました(方法は後ほど詳しくお伝えします)。食べ物や料理が好きな人は、英語のレシピやレストランの取材記事から、スポーツが好きな人は英語のスポーツ解説などを入り口にしてみてはどうでしょうか? 受験やテストのために無理やり覚える英単語より(これも大事ですが…)、よっぽど楽しめる方法で学んでいけると思います。

ポイント2:分からない単語は英英辞典を使って学ぶ

最初はなかなか難しいかもしれません。英語の理解力をつくる土台は、一般的に学校で教わるような方法でできると思います。そこから伸ばしていくには、英語表現や英単語を頭の中で日本語に変換しないことが大切だと考えています。私は、英語にある程度慣れてきたときから、分からない英単語を英英辞書で調べることをしていました。英語で書かれた英単語の説明文を読んで、場面や意図を想像することで、日本語訳に限定されない英単語のもつニュアンスをつかむことができます。

例えば、Oxford Learner’s English Dictionaryで「Apple」と調べてみます。そうすると、

a round fruit with shiny red or green skin that is fairly hard and white inside
光沢のある赤や緑の皮を持ち、固く、中身が白く、丸みをおびたフルーツ

と出てきます。

それを読んで、「りんごのことか!」という頭の回路をつくることで、「Apple=りんご」という英日の言葉の置き換え(直訳)から、「Apple=赤/緑で固くて丸くて中身が白いフルーツ」という、ビジュアルでの理解(ニュアンス)につながります(例えや説明がイマイチですみません…)。単語や表現が複雑になればなるほど、直訳よりもニュアンスを理解して使っていくことが大事になってきます。

ほかにも英英辞典を使うことで、新しい単語に出会ったり、物事を説明する方法の学びにもなります。この物事を説明する方法を知っていれば、たとえ単語を知らなくても会話を乗り切れます。でも、英語から日本語の直訳で覚えてしまうと、その力が伸びず、単語を知らないと話せない、という状況に陥りやすいのではないかと思っています。

ポイント3:発音はネイティブのリズム、スピードに合わせて練習あるのみ

発音の良さって生まれもったもの、って思いませんか? 私もかつてはそう思っていましたし、歌の上手い下手があるように、発音の得意下手もあるとは思います。でも、練習次第である程度ネイティブに近づくことはできると考えています。

大事なのは、とにかくネイティブのスピードに合わせて発音し、できるまで続けることが大事です。英語は日本語とは全く異なる言語です。うまく発音できなくて当たり前ですよね。英語は日本語とは違う筋肉やのどを使って音を作ることもあり、これは練習して鍛えていかないとうまく音が出せないんです(英語音声学がその辺りをカバーしている分野です)。スポーツも天才的な人もいれば努力の人もいますよね。英語もそれと同じだと思います。

私は、学校の英語教材を使ったり、好きなシンガーの歌を歌いこなしたり、好きな映画やドラマのキャラクターになりきって演じること、すべてやりました。そして、キャラクターやシンガーと同じようになめらかに発音できるようになるまで、クレイジーなくらい繰り返しました。そうすることで、イントネーションや単語同士が繋がったときの発音(and I や that I の発音など)を練習でき、自分でも出していけるようになりました。

ポイント4:習うより慣れろ

学んだことをアウトプットして、さらに学ぶ場を探してみるのも大事です。私の場合は、いきなりスピーキングで見知らぬ英語スピーカーと話すことに抵抗があったので、まずはlanguage exchangeのウェブサイトから、文書でやりとりできる相手を探しました(私の時代はskypeチャットを活用)。そこで覚えたての表現などを使ってみたり、相手の表現から学んだり(その過程できっと恥ずかしい使い方をしていたこともあったと思いますが…)。慣れてきたらスピーキングに移行して、英語を話すことへの抵抗を減らしていきました。

何を使ってどう学ぶ?

以下、私が何を使って、どう活用して、英語を学んでいたのかをまとめてみました。字が汚いですがご容赦ください(もっとうまく書けるよう練習中です!)。

画像1

英語ができると視野が広がる

英語の勉強を始めた頃は、ただ単に日本語じゃない音を出すのがおもしろかったり、新しい言語を学べることが楽しいな、と思っていただけでした。でも、こうして家での会話は英語(パートナーが英語圏のため)中心になり、英語が必須な仕事をしている今は、日本語以外の人とコミュニケーションを取れることや、世界で起きていることを知るツールとして、英語ができて良かったな、と思っています。英語が話せなければ、限られた情報にしかアクセスできず、外から日本を見る経験もできなかっただろうし、今のパートナーにも出会えていませんでした。英語が世界を支配しすぎて、英語ネイティブは世界中どこでも言語に困らず仕事できたりするので、苦労知らず!と思ったりしますが、それでも、英語ができることで見える世界が広がったのは確実です。価値観や考え方、アイディアや暮らしの知恵まで。

英語はゴールではなく、ゴールのための手段とよく言われますが、その通りだと思います。英語を話して何がしたいのか? 英語を学んでどうなりたいのか? という問いかけをしてみても良いかもしれません。

私の場合は英語でしたが、世界とつながるツールは英語だけじゃありません。中国語、スペイン語が話せれば、めちゃくちゃ多くの人と会話できることになります。その分だけ、いろんな価値観や文化やアイディアに触れることができますよね。

今回は英語学習についてまとめてみましたが、機会があれば留学のメリット・デメリットについてもまとめてみたいと思います。

Thank you for reading and have a lovely day!

いいなと思ったら応援しよう!