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【トレキャOBOG訪問 vol.12】「エンタメ+α」を提供したい。 株式会社ライズアース 執行役員 / 中岡 一樹さん

こんにちは!
女性マーケティング集団【Trend Catch Project(トレキャ)グループ】のゆっか、とうこです🐈🐾

社会で活躍されている人生の先輩方にOBOG訪問をして、学生に向けて発信する「トレキャOBOG訪問」!👏

第12弾は、株式会社ライズアース 執行役員の中岡一樹さんにお話を伺いました!✨

中岡 一樹さん プロフィール

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1993年生まれ。
営業会社のマネジメント、不動産売買を経験した後、芸能事務所立ち上げを行い、そこでライブ配信事業に携わる。その後、ライブ配信のコンサルティング事業をフリーランスとして独立し、現代表北森とともに株式会社ライズアースを設立。
現在は株式会社ライズアース執行役員として会社を牽引。

強みを活かして、エンタメ業界で起業。迷いや躊躇はなかった

ー 中岡さんが起業をしようと思ったきっかけは何ですか?

もともと、エンターテイメントを仕事にしようとは考えていなかったのですが、当時マネジメントを行っていた営業会社の一事業として立ち上げたのがエンターテイメント業界に関わるきっかけで、その後ライブ配信のコンサルティングをフリーランスで行っていた中で北森と出会い、今のライズアース設立に至りました。

起業に至った経緯としては、タレント志望の子たちが活動していく中で、活動場所、登録料やレッスン料がかかるといった問題があることに気づいたのがきっかけです。従来の芸能界では運や人脈が必要だったものの、自分たちの強みである若さがSNSやライブ配信を通してそのような問題を解決できるのではないかと思い、本格的に起業をすることを意識し始めましたね。

ー 起業するという決断に、迷いや葛藤はありましたか?

正直、僕は全くなかったです。

高校時代、1年間ニュージーランドに留学をしていたんですが、お好み焼きを作る機会があって。その時、「これはビジネスになるんじゃないか」と初めて思ったんです。そこから起業したいという意思が強くなりました。

当時はフレンチ要素を活かしたお好み焼きをフランスでやりたくて、料理で起業しようと思っていたんです(笑)。帰国後、すぐに起業するつもりだったんですが、父から「大学に行ってビジネスを学んだ方が、将来大きく展開できるんじゃないか?」とアドバイスされて、大学進学を決意しました。

大学在学中に、一足早くフランスでお好み焼きが流行ってしまったので、フランスでの起業は諦めましたが…。それ以降、特に学生の間はリスクよりもチャレンジすることを意識していたので、起業することに対する戸惑いや躊躇はなかったですね。

常に「少しきつめの目標設定」から、新しい発想やアイデアが生まれる

ー マネジメントやお仕事をされる上で心がけていること、大切にしていることはありますか?

マネジメントに関しては、答えを出すことよりも、どうやって答えを導き出すかの思考のプロセス部分を大切にしています。働いていく上で大切にしていることは、人としてかっこいい生き方をしているかどうか。

例えば、ビジネスをしていく上で収益をあげて、その対価として楽しさを提供でているかどうか。家族に胸を張って自分の仕事を語れるか。

「当たり前のことを当たり前にする」ということを意識しています。

ー 私たちトレキャも目標を設定して活動しているのですが、中岡さんの目標設定のコツを教えてください!

常に、少しきつめの目標設定をしています。

例えば、前月分の1.2倍の売り上げ目標を立てることは、目標達成のプロセスが分かるから、現実的ですよね?でも、僕はそうじゃなくて。2倍、3倍の少しきつめな目標を設定するんです。

そうすることによって、今までの方法では通用しなくなる。新しい発想やアイデアが生まれやすくなるんです。これは自分自身においても、トレキャのようなコミュニティ内でも同様に実行できると思います。

ー エンタメ業界を志望している学生も多いと思うのですが、エンタメ業界で働く上で求められるスキルや素質はありますか?

マメな人が向いていると思います。
エンタメの仕事は継続的な人間関係を築いていく必要があるので、連絡のマメさがすごく重要なんですよね。相手の返信が遅いと、そのほかの対応や仕事の責任感にも不安を感じてしまいます。

マネジメントやプロデュース業に携わりたいのであれば、流行っているものが「なぜ」流行っているのかを追求できることも大切になってきますね。

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関西でのビジネスにも可能性がある

ー 中岡さんは関西を拠点にビジネスを展開されていますが、「関西らしさ」とはなんだと思いますか?

僕たちは、ビジネスは場所に囚われないという思いを持って、関西でのビジネス展開をしています。

最近特に、色々な人と話をしていて、ビジネスの捉え方が東西で違うなと感じますね。関西でのビジネスは、いわゆる“商売”をしている人が多い。安く仕入れて・高い金額で売るなど会社として損益が成り立つとこがベースにあると思います。 一方で関東でのビジネスは、資金調達や投資をすることによって一気に流れを変えるイメージです。

関西でビジネスをやるメリットとしては、関東のビジネスの形を関西で始めることによって、関西エリアの若者への認知に繋がることですね。ただ、関西のベンチャー企業やエンタメ企業のうち、学生が興味を持つような企業はまだまだ少ないと感じていてます。

「エンタメ+α」で“楽しい”のその先を目指す

ー 移り変わりの早いエンタメ業界ですが、中岡さんは今後どのように変化していくと考えていますか?

このご時世ということもあり、今後はますます在宅でもできる仕事が求められてくると思います。特に、ライブ配信やライブコマースといった分野が活発化しそうですね。

ー 場所にとらわれずに仕事ができる人は、エンタメ業界に限らずとも活躍の幅が広がりそうですね。
中岡さんが、今後挑戦したいことはありますか?

今後は、よりタレント一人一人に寄り添ったマネジメントを強化していきたいと思っています。女子高生であれば、仕事だけでなく勉強面でのサポートも通して学校生活も楽しんでもらうなど。

現在のエンタメは「楽しませること」にフォーカスしていますが、本来はその先が重要だと思うんです。エンタメ+α の要素を提供していきたいですね。

まとめ

中岡さんスクショ

中岡さんと一緒に、トレキャポーズ!🐈🐾

ご自身の豊富な知識と経験を活かして、若くして関西を拠点にビジネスを展開されている中岡さん。所属タレントに真摯に向き合いながら、エンタメ業界を盛り上げようと奮闘されているのが伝わってきました。

「エンタメ業界に興味がある」「将来、起業を視野に入れている」という学生のみなさんにとっても、参考になる点が多かったのではないでしょうか👀✨

中岡さん、トレキャOBOG訪問へのご協力、ありがとうございました!🐈🐾

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