私の生い立ち3 ドリマトーンとことばの教室(6歳〜7歳)
母は本当は「モモ子」ではなく、「モモ」と名付けたかったと言っていた。でも、祖母が「子」の字がないとおかしいと言ったので、「モモ子」という名前になったそうだ。そんな本名のせいか、私はピンク色のものを与えられることが多かった。洋服も、お弁当箱も水筒もピンク色が多かった。だけど、私にはピンク色は似合わない。特に日本の伝統色で桃色と呼ばれるような淡いピンク色は似合わない。黄色や緑色の元気な色のほうが好きだし似合っている気がする。大人になった今でもそう思う(今、文章を書いたり、短歌を