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殺される不安

風が吹けば桶屋が儲かる

ということわざがあるが、自分は、些細な事が原因で人は人を殺し得るのではないかと思っているところがある。例えば

おじさんが雑に仕事をすれば
部下に指摘され
おじさんはキレて
おじさんはモノを投げ
部下は抵抗し
おじさんは肩をどつき
部下はコケて頭をぶつけ
部下が死ぬ

の様なことが割と起こるんじゃと思っている。

エスカレーターに載っているときは、

エスカレーターで早足で降れば
真ん中に立っている人にイラッとして
立っている人を無理矢理押しのけて
立っている人がバランスを崩して転げ落ちて
立っている人が死ぬ

と想像して、面倒臭くても歩いている人がいれば譲る様にしていたりする。

そんな風に、些細なトラブルがきっかけで人が死ぬんじゃないかと思っていると、短気な人に対して「殺さないで」と無意識的に少し思っている気がする。

また、「それはなんでですか?」「それっておかしくないですか?」を3回くらい繰り返せば、なんかイラッとされる気がする。イラッとされれば、相手にとって自分は敵になる。感情に身を委ねた動物なら自分は攻撃対象だ。

少しの短絡的な行動で簡単に人は殺される。
少し波長が合わなければ簡単に敵になる。

人とコミュニケーションをとったり関係を築く上で、その様な感覚が何か問題を生み出していそうだ。

風桶理論は何でもありだけど何だかありそうな気もするが、実際は不要な心配なのだろうか。
ちょっとしたことがきっかけの殺傷事件てどのくらいあるんだろうか。

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