岡村靖幸のライブに行ってきた①
お仕事も推し事も全力投球120%💙🔫
foriioで働く27歳OLアイドル、推せるセールスこと、いっこです。
岡村靖幸のライブに、人生で初めて行ってきました。
岡村靖幸とは?
岡村靖幸とは、ファンのことをベイベと呼び、ライブのことをDATEと呼び、ダンスのことをデンスと言い、ロマンスのことはロメンスと発音し、マンションのことをメンションと歌い、そして、オッケー!のことをおげぇいっ!!と発音する、シンガーソングライターダンサーです。
初DATEを終えて、居ても立っても居られなくなったので、noteにこの気持ちをしたためておこう、というのが今回の話です。
靖幸ちゃんと出会った大学2回生
大学2回の頃、1個上の先輩に教えてもらったのがキッカケで大好きになった歌手。7年近く曲自体は聞いていて音源も購入しているものの、なぜか私には20歳の頃から今まで、岡村靖幸のライブに行くという発想がなかったんです。
CDの中で、DVDの中で(あるいは動画サイトで)、歌い踊りギターをかき鳴らし、ベイベに愛を伝える岡村靖幸が実在する人物だと思えなかった。
実際、動画サイトに上がっている靖幸ちゃんは今の靖幸ちゃんではなく、1980年代の靖幸ちゃんが多かったので、ある意味では「映像の中の岡村靖幸そのものは、存在しない」というのは正しいことではあるんですが...。
また、岡村靖幸を教えてくれた先輩(女性)というのも、たいそう浮世離れされた方でした。このことも、私が岡村靖幸を神秘的な存在として位置付けていた理由の一つです。
その先輩は、演劇が好きで、演技が上手く、美的感覚が鋭く、編み物や刺繍をするのが好きで、ロリータファッションを好んで着用し、6畳しかない部屋に天蓋付きベッドとシャンデリアを置いているという、嶽本野ばらの小説の登場人物そのものといった女性です。
お下がりのワンピースをもらったり、真夏の深夜1時から京都の鴨川デルタで、演劇的パフォーマンスを行うのでそのための宣伝写真を撮って欲しい、と依頼されたので彼女の住むシェアハウスに遊びに行かせてもらったり、実際その演劇的パフォーマンスを見るために深夜2時に自転車を爆走させたり、あと卒論のテーマをその先輩にしたり、と青春らしく拗らせた思い出がたくさんあるんですが、その中の一つが「岡村靖幸を教えてもらったこと」です。
暑苦しいぐらい愛というものを歌い、カッコつけてパフォーマンスしているのに、どう見てもそのダンスは気持ち悪く、でも本人はそんな周りの評価はお構いなしにギターをかき鳴らし、投げキスを飛ばし、腰をくねらせ、おーげぇい!100点!と満面の笑みで客席を煽る。
なんだかよくわからない!!この人なんなんだ!?ぶっちゃけ気持ち悪くないか?!ナルシストすぎないか?!
でも、先輩がこの人の曲が好き、と言うからには「何か」あるはずに違いない!先輩が良いと思っているものを、理解してる自分になりたい!
と、繰り返し聴いているうちに、「気持ち悪い」「なんだか変」に見える中に、実はとんでもなくピュアなものが含まれている!と気付き、どんどん魅了されていきました。
岡村靖幸は実在しない人物?
ただ、ライブに行くという発想は何故かずっとありませんでした。新曲も出ているし、ツアーの発表もされているし、行こうと思えばチャンスはたくさんあったはずなんですが、私の中の岡村靖幸とは「先輩に教わった、秘密の1つ」でしか無く、岡村靖幸が実在する人物だと頭では理解していても、感情面では理解できていなかったんです。
話がいよいよメンヘラじみてきましたね!!
じゃ、なんでいきなり岡村靖幸観に行くって決めたの?ってことになると思うんですが、それはもう単純明快な理由で、岡村靖幸のライブに行く夢を見たからです。
いよいよやばいヤツです。
ある日、家庭教師というアルバムを聴きながら昼寝したら、ベタにライブに行く夢を見まして、起きた時に「あ、岡村靖幸ってライブしてるんだ」と、ストンと腹落ちしまして。
今まで、ツアーの告知があるたびに日程を調べ行けるか行けないか、一通り悩んだあとに、「でも、靖幸ちゃんは実在の人物じゃないから」と訳のわからんことを言ってツアーに行かなかったのに、なぜか夢から覚めたら、「行ってみるか」と思い、静岡公演ならチケットがまだ取れるということで、いきなりライブに行こうと決めました。
あっ、ライブ行く前の話だけでこんなに書いてしまった..。
というわけで、ライブの感想は②に続きます。