発達障害かも?…が確信に変わった瞬間ー長男(まる)の場合ー
初めての発達相談を受けた翌月のこと。
その頃、
母は次男こたを妊娠中だったのですが、
定期検診に行ったところ
「ん?、おなかのハリの回数、すっごい多いね」
とNST(ノンストレステスト)の結果を見て、
なにやら考えている様子の先生。
そして予想していなかった一言をぽつり。
「これ、入院したほうがいいかもしれないねぇ」
なぬっ(;´Д`)!!!
ということで
出産までの2ヶ月ほど
急きょ入院することにΣ(゚д゚lll)ガーン
この時、
まる2歳2ヶ月。
言葉はあいかわらず
・「あ~う~」+ 指差し
・ママ
のみ(;´・ω・)
ちなみにこの時期、
まる意思表示や要望を
どうやってくみ取っていたかというと(´・ω・`)
ほしいもの、やりたいことなどの意思表示は
指差しと目線で
けっこうしてくれていたので、
毎日接しているママとパパであれば、
「あ~、あれのこと言ってるのね」
となんとなくわかり。
慣れも加わって(;^_^
言葉なきコミュニケーションが
成り立つようになっていました。
しかし。
それが実家のじじばば様と成り立つのか(-"-)
母は入院、
パパはもちろん仕事があり。
もうどうすることもできず( ノД`)
けっきょく私の実家に預かってもらう流れに。
(実家までは電車で2時間ぐらいです)
話もできず、
ひとりでできることもほぼなく、
かんしゃくに近い泣き方もするし、
ママの足を触りながらでしか寝れないまる。
ひとり預けるなんてとうていムリでは(ー ー;)
と思いつつも、
頼れるは実家のじじばばしかおらず。
入院が決まった翌日には
ママパパと離れたまるの生活が始まりました。
初めての場所やイレギュラーが
すごく苦手な現在(6歳)のまるからすると、
この時の出来事は、
まる自身もよくわからないなりに
すごく大変だったと思います。
(というかよくかんしゃく起こさずに
実家に行ってくれたなと思います(;´Д`))
実家でのまるはというと、
かんしゃく起こしまくりということもなく、
ママパパと過ごしていた時と
おなじ感じで過ごせていたようです。
そうして2か月後。
無事38週で産まれた次男こたを連れて
実家に行くと、
2ヶ月ぶりに会ったママを見た瞬間、
逃げまくるまるΣ(゚д゚lll)
その様子をみて
しばらくぶりで緊張しているのかな?
なんて思っていたのですが。
ちょっと見ているうちに、
「あ、まる怒ってるんだ」
というのがわかりました。
実家に行ってから、
じじばば様の尽力もあって
笑顔で過ごしていたまるですが、
産まれてから毎日ずっと一緒だったママが、
とつぜん2ヶ月も消えてしまったこと。
なんでパパとママがいなくなったのか、
(パパは行ける時は週末会いに行っていました)
理解することも難しかったまるにとっては、
悲しい…を通り越して、
怒りに近い感情になっていた
のかもしれません。
想像していた以上に、
こころが不安定だったまる。
(そりゃそうですよね( ノД`))
まるから来てくれるまで、
ムリに近づかずに過ごして3日目。
(…3日(ー_ー)!!)
ちょっとぎこちなくも
ママと接してくれるようになった翌日、
次男コタに授乳しながら
ふとまるを見ると。
実家のリビングを歩くまるが、
ひょいっと突然。
つま先立ちで歩きはじめたのです。
ネットサーフィンで
情報ばかりつまっていた私の頭が
はっ!
とした瞬間でした。
うまく表現できないのですが、
そのネットの情報がなかったとしても、
あきらか違和感のあるつま先立ちあるき
です。
突然ひとりにされてしまった
こころの不安定さと、
発達障害の「特性」といわれるものが
現れてきやすい時期も重なったからか。
そこはわかりませんが、
まると離れていた2ヶ月間で、
つま先立ちあるき以外にも
ドアの開け閉めをひたすらやっている
プラレールのタイヤの見方(目線)が独特
等々、
なんだかほんとうに「違和感」という言葉が
しっくりくる行動が増えていたのです。
そして。
「”相談”してるだけじゃだめだ!」
と、焦りにエンジンをかけた
まるのもうひとつの行動。
それは
横目でくるくるまわる。
でした。
実家に戻って目の当たりにした
そのまるの姿。
とつぜんくるくる回りだし
その顔を見ると、
黒目が目の裏側にいってしまうのでは⁉︎
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
と思うぐらい、
黒目が目のはしっこによっているのです。
(だから目の9割は白目状態に(・_・;))
くるくるまわりながら
ものすごい横目になっていて。
そして本人はすっごく楽しそう。
まるには申し訳ないのですが、
発達障害について知識も足りず。
発達相談でも
「発達障害ならはっきりそう言ってほしい」
と心のなかでは思っていたのに。
実際はまだ受け入れる覚悟がなかった
母にとっては…
その光景がなんだかすごく。
こわかった。
…んだなぁ、と思いかえしみて、
自覚しました(;´・ω・)㊙
実家からマンションに戻ってくる頃には
各部屋のドアが並ぶ側の壁側を
ものすごい横目で見ながら、
マンションの廊下を
走り抜けたりするようになっていました。
↑
一定の間隔で並ぶマンションのドアが、
走ることで高速で流れていく映像のように
見えていて楽しかったのかな?(;^ω^)
ちなみにですが、
まるの場合は「ひま」になると
この横目+くるくる回る
をしていた率が高かった印象です。
こうして。
これはもう
自閉症の診断がおりる日がくるだろう
という母の確信と。
急いで動きださなければならない焦りが
急速にわいてきて。
わが家に戻って
まるとこたとのワンオペ生活の
リズムがつかめてすぐ。
個人的に大きな病院を中心に
発達障害の診断をしてくれそうなところを調べ、
片っ端から電話をし。
過去に一度受けていた役所の発達相談では、
発達に心配があるんですが…
という姿勢は終わりにして、
「発達が気になる子が参加できたり、
フォローしてくれる場所はないか」
と自分から切り出しました。
ネットサーフィンで得ていた情報の中から
「療育」
という存在を知り。
なんとなく、
意識しはじめていたからです。
病院探し
療育探し
発達相談
諸々の情報収集
療育に通う間に弟コタを預けられる保育園探し
…などなど。
ここからが先の長ーい。
バタバタの日々の始まりでした。