1/6日経平均・振り返り トヨタ株の確信売りに動揺🙀が走った。
🐯まとめ 時間差を置いて、ファストリなどに波及した。第2の石破ショックかも🤔
時価総額圧倒的一位のトヨタ株価より26分で4%下げた。このインパクトはとてつもなく大きいものであった。時間差を置いて、他の主力株、ファーストリテイリング、リクルート、 TDKに売りが波及した。国内の機関投資家がポートフォリオ防衛に走ったのであろう。好材料が見られた銀行株、ホンダ、アドバンテストは、比較的値持ちした。
なぜトヨタ株に寄りからこれだけの確信売りが出たのか分からない。やはり、トランプ政権の出方の不透明性が出たかのかもしれない。日本製鉄の買収挫折とか、石破首相がいまだにトランプ次期大統領に会えないのが影響しているのかもしれない。
本日は、トヨタショックであると同時に、第2の石破ショックであったかもかもしれない。このまま日米新首脳が何のコンタクトがない状態が続くとやばい。
本日、抱き合わせで売られた、ファストリ、リクルート、TDK、IHI、NTTデータなどは早期の回復を期待したい。
日経平均・日足を中心に
🐳日経平均、39,306円、前日比1.47%下落した。
🐳TOPIXは2756ℙ、前日比1.02%下落した。
🦉売買代金=4.5兆円 出来高しっかりの大発会。
🦉空売り比率 44.0% 個別株の空売りが増したようだ。1か月振りの高水準。
外部環境
・経済指標等 特になし
・国内長期金利&ドル円
🐬ドル円は、概ね、157円台後半の動き。昨年末と変わらず。
157.70円(←前日157.89円)
🐋長期金利は、1.1%台へ上昇。1.127%(←前日1.092%) アフターでもさらに上昇。
👇🐰債券利回りは13年ぶりの上昇。 日経新聞(電子版)は需給要因と米金利だと言っているが🤔
🐳👇 スワップ市場が織り込む1月の利上げ確率は46%(←41%)で、昨年末からやや上昇してきている。3月まで入れると約79%となる。
・日米株式先物価格
🐬S&P先物
米株先物は、先週末3日の強い流れを受け継いで、次第にジリ高の展開へ。
🐋日経平均先物、週明け8時からのプレ市場で、大幅カチあげ。ザラ場に入ってから4万円ワン🐶タッチ。
・中国株式
🐳上海は、4日連続下落。
台湾加権指数は、2.8%の大幅上昇。TSMCは4%上昇、米国NVDAの上昇に反応した。
日経平均のモメンタム+波形分析
トヨタが、寄り26分で4%下げた。この下げに、時間差をおいて、他の主力株が売られた。参考に、トヨタとファストリのザラ場チャートを示す。👇
①9時6分頃に、4万円ワンタッチ。9時30分までに、39,600円台まで急落。
②少しも持ち直して、昼休みを挟んで13時過ぎまで、等速の下げ。③11時過ぎにレーンを切り上げる。
④1時間半ほど持ち直す。ここは銀行株価か🤔
⑤15時前から、大引けまで、やや調整した。
🦉日経平均とTOPIX
🦉日経平均・現物の軌跡
🦉(参考)トヨタ株の軌跡(前営業日比%)
🦉(参考)ファーストリテイリング株の軌跡(前営業日比%)
トヨタ株に遅れて売られていることが分かる、10時までに3.5%。リクルート株はさらに遅れている。トヨタの衝撃が文字通り波紋を広げた相場であった。
業種動向分析(1月6日)
🐳セクター、銘柄で、分散的。個別色が非常に強い相場だった。
カテゴリーⅠ(加工製造業)
🐳自動車がセクター全体で2%下げ。
Ⅰー1(個別)半導体主力(6日)
🐳比較的個別色の強い動きだった。
👇ディスコやアドバンテストは、値動きは大きくなかったが、売り買いの葛藤は強かったとみられる。
Ⅰー2(個別)電機主力(6日)
Ⅰー3(個別)自動車と防衛関連(6日)
カテゴリーⅡ(素材製造業)
🐟マイナス1.6%からプラス1.2%まで、セクター格差が大きかった。
Ⅱー1(個別)電線、鉄鋼とエネルギー(6日)
古河電工は、材料が出た。
Ⅱー2(個別)化学(6日)
カテゴリーⅢ(金利敏感系)
🐋午後は、金利の上昇を背景に、銀行株が浮上した。
Ⅲー1(個別)銀行、保険、不動産、建設(6日)
カテゴリーⅣ(その他非製造業)
🐳運輸は海運が引き続き堅調。小売りはファストリの下落を反映。
Ⅳー1(個別)通信(6日)
Ⅳ-2(個別)小売り(6日)
個別株編
本日のヒートマップ👇
ヒートマップがすべてを語る。個別銘柄色の非常に強い相場。
トヨタの4.3%下げは、異常中の異常。確信的な売り。
ポートフォリオの中核を占めるトヨタの下げで、他の益が乗った銘柄、例えば、ファーストリテイリング、リクルート、IHI、TDK、NTTデータなどが、軒並み抱き合わせで売られた。半導体関連や銀行にも相応の売りが出たのであろうが、それぞれ個別要因で、買い抵抗が起きた。例えば、ホンダは、自社株買いの開始、アドバンテストは、NVDA要因、三菱UFJ・FGは、国内金利の上昇で、プラスの結果となった。
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