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1/7日経平均・振り返り 日本の製造業に新しい光💫💫💫NVDAのエッジ半導体

まとめ ジェンセンのターゲットは、クルマ🚗とロボット🤖

 半導体株が、久ぶりに目覚ましい爆騰を発揮した。東京エレクトロンやアドバンテストのほか、マイコンのルネサステクノロジー、レゾナックなど化学や素材も含めた、幅広い半導体分野の上昇であった。材料は、昨日から始まっていた。鴻海精密は、好決算で昨日の台湾市場において3%以上上昇していた。日本にこの材料が反映されたのは、アメリカの市場を通過してからあった。
 これよりも、はるかに重要なできごとがCES(ラスベガス・テクノロジー見本市)で発表された。あのエヌビディアの、日本の製造業への接近である。かねてから、ジェンセン・ファンは、日本の製造業に目をつけていた。彼は、エヌビディアの画像半導体等の技術が、日本の物づくりに適合し、進化させることができることを見抜いていたようだ。
 トヨタと安川電機が、まず抜擢されたようだ。トヨタとの提携内容は、詳しく分からないが、エヌビディアは、先般、セレンスという車載ソフトウェアの会社と手を組んだ。車内AIコンシェルジュ用に、あたらしいエッジ半導体大規模言語モデルを開発することを発表したが、トヨタと組むということは、テスラが視界にある。テスラは自前のAI半導体を急ピッチで開発しているが、ここに、テスラvsトヨタ・NVDA連合軍という、壮大な対立図式が浮かび上がってくる。
 エヌビディアのエッジ半導体のもう一つの進化型は、ロボットにある。白羽の矢が立ったのは、とりあえず安川電機だった。今日は、東京市場で、ファナック、キーエンスなどのFA関連が上昇した。

ジェンセン・ファンCEO

日経平均 日足

🐳日経平均、40,083円、前日比1.97%上昇した。

日足

🐳TOPIXは2786ℙ前日比1.10%上昇した。

日足

🦉売買代金=4.9兆円 出来高がしっかり戻ってきた。

KABUTAN

👇半導体関連がすごい出来高、4社で1兆円。

KABUTAN

🦉空売り比率 38.2% 昨日の空売りが強烈に買い戻されたようだ。 

日経

外部環境

・経済指標とニュースフロー

👇10年国債入札、無難に消化😃

日経

👇すごいニュースです。エヌビディアは、先週セレンスCRNCと、車内AIコンシェルジュに関する、大規模言語モデル開発を発表しました。

TABUTAN

👇安川電機も、AIロボで、エヌビディアとの連携を示唆しました。(日経)

👇京セラの事業再編のニュース 本日8%上昇。

・国内長期金利&ドル円

🐬ドル円は、10時半頃、158円41銭まで行って、それからドル安・円高へ向かう。157.78円(←前日157.70円) 前日とはほぼ同じ水準。

分足

🐋長期金利は、国債入札が良好な結果であったため、正午過ぎにいったん低下した。1.127%(←前日1.126%)

分足

🐳👇 スワップ市場が織り込む1月の利上げ確率は47%(←46%)で、昨年末からやや上昇してきている。3月まで入れると約80%となる。

東京短資

・日米株式先物価格

🐬S&P先物
米株先物は、昨日の安値引けの流れを受け、軟調な展開。

分足

🐋日経平均先物、プレ市場では、8時50分過ぎから下げてザラ場に入った。

分足

・中国株式

🐳陰線も、引き続き、台湾株が強かった。鴻海、TSMCの半導体がまだ熱を持っているようだ。

日足

日経平均のモメンタム+波形分析

 前日から300円以上高く始まった。
①39,600円アンダーで始まり、10時頃まで、速い一本調子の上昇率。10時過ぎに4万円突破で少し減速した。
②11時過ぎまで、緩やかな上昇に。11時過ぎまで、40,300円ワン🐶タッチ。ここが本日最高値。
③後場にかけて調整したが、13時前に、トヨタ=エヌビディアの話が伝わった。再び40,300円近くに。
④14時まで、高原小動き横ばい。
⑤14時から、円高などで少し調整して、クロージングへ。

🦉日経平均とTOPIX(2日間)

分足

🦉日経平均・現物の軌跡

(分足)

業種動向分析(1月7日)

🐳本日は、昨日の切り返しの側面もあり、セクター、銘柄の個別性が強かった。

カテゴリーⅠ(加工製造業)

🐳電機が圧倒的な上昇。

分足

Ⅰー1(個別)半導体主力(7日)

🐳東京エレクは、本日11%の上昇。

分足

Ⅰー2(個別)電機主力(7日)

分足

Ⅰー3(個別)自動車と防衛関連(7日)

分足

カテゴリーⅡ(素材製造業)

🐟マイナス1.6%からプラス1.2%まで、セクター格差が大きかった。

分足

Ⅱー1(個別)電線、鉄鋼とエネルギー(7日)

日本製鉄は、本日1.52%下落した。

分足

Ⅱー2(個別)化学(7日)

分足

カテゴリーⅢ(金利敏感系)

🐋午後は、金利の上昇を背景に、銀行株が浮上した。

分足

Ⅲー1(個別)銀行、保険、不動産、建設(7日)

分足

カテゴリーⅣ(その他非製造業)

🐳運輸は海運が引き続き堅調。小売りはファストリの下落を反映。

分足

 Ⅳー1(個別)通信(7日)

分足

 Ⅳ-2(個別)小売り(7日)

分足

個別株編

本日のヒートマップ👇
本日は、個別的に切り返し色が強い。ハイテク、製造業の買戻しが優勢。
昨日激下げしたリクルートが4%以上上がっている。個別株の空売りが買い戻された側面も強い。指数先物優位の相場ではない。
全体として、内需・非製造業関連が弱い。

Trading」View

電子部品

分足

FA関連

安川電機と、エヌビディアの提携で、FA全体が強かった。

分足

情報

分足

                             以上

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