安冨歩 - 複雑さを生きる - 合理的な神秘主義 - 暗黙の次元。

安冨歩 - 複雑さを生きる - 合理的な神秘主義 - 暗黙の次元。
世の中は一つの事象で切り分けたがる「窃盗犯は悪人」しかしそれには複雑な何かが関わって居て物事が起き、それだけ解決すれば事は済むわけない、がそれで済まそうとする。先日の自衛官自動小銃乱射事件、死者が出る悲惨な物。テレビでは「自衛官の個々の適正の見極めに不備」と切り分ける。しかしそうだろうか。自衛隊のハラスメントは裁判でも何度も認定されている事実、しかもその破綻組織は暴力装置でもあると言う事実。こう言う事を無視して「今回は悪い人が引き起こした稀な事」で終わらせようとする怖さ。それをこの本では「曼荼羅思考」として複雑に絡み合う娑婆をどう生きて行く?これには戦前の両極の巨魁、石原莞爾と石橋湛山が双方共に熱心な日蓮主義者だった事を見逃してはならない。 #どうする家康

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