【薩た峠・今川館の戦い】1568年12月13日
【薩た峠・今川館の戦い】1568年12月13日
武田信玄が今川氏真を薩た峠に破り、その勢いで駿府今川館も攻め落とす。歴史的には全く評価されていない氏真。ここでも駿府を捨てて掛川に敗走した。譜代家臣は次々と信玄に降り、国境軍は戦う前に崩壊した。北から武田、西から徳川が同時に侵攻してきてはひとたまりもなかった。戦国一の謀略王信玄の前には赤子の手を捻るような物。しかも呼応した家康も負けず劣らずの腹黒のタヌキ。もっともまともだったのは三国同盟を信じ、浪々の身だった家康の父に兵まで付けて三河平定に協力し、今川に縁の深い正室まで送り一門衆になっていた家康。そんな事屁のカッパでちゃぶ台ひっくり返されれば、いかに氏真がまともな人間だったかが解る