貞治6年・天平22年(1367年)12月7日は室町幕府の二代目将軍・足利義詮の命日
貞治6年・天平22年(1367年)12月7日は室町幕府の二代目将軍・足利義詮の命日です。興味の薄い方がほとんど。
初代・尊氏と、三代・義満の間という、舵取りの難しい二代目をきっちり継いでいるのです。
しかし享年38という短命から印象が薄いのかも。しかも「#太平記」などでは頼りない浅慮なマザコンに描かれ、尊氏古参の家臣から軽んじられた、となっていた。しかし歴史的に長く続く組織の2代目はボンクラでは務まらない。カリスマの初代と比べられるので仕方がない。実際義詮は創成期に幕府のこじれにこじれた状況の鎮静化に努めます。南北朝動乱は解決は出来ないが楠木正行を討ち取るなど、目覚ましい戦禍で牙を抜き、観応の擾乱の首謀者足利直冬を追放と、尊氏の負の遺産を解決する事に生涯を掛けた。それが花開くのは3代義満だ #光る君へ #大河ドラマ