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こんにちは、エールラボえひめのディレクター、泉谷昇です。
1月は行く、2月逃げる、3月は去ると言われるほど、月日が流れるのを早く感じます。
 
余談ですが「ジャネーの法則」というのがあり、「人生で感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する。という法則です。
 
歳を重ねるにつれて人生における“1年”の比率(≒占有)は小さく&少なくなるため、体感として1年が短く、時間の流れが早く過ぎると感じる。」という説です。
 
同じ一年でも10歳にとって一年は10分の1ですが、50歳にとって一年は50分の1と、加齢によって短く感じるという心理的現象で、あぁ、まさにその通りと腑に落ちました。
 
さて!閑話休題。
先日、プロジェクトを立ち上げたオーナーと意見交換をしました。その方とは以前から知り合いで、これまでも相談などに対応していました。
 
今回は、これまで手がけていた事業のほかに、新たに事業を立ち上げるとのことで、その意欲というか熱量に感心してしまいました。
 
こういったゼロイチの方は、その意欲と熱量の強さから時にブルドーザーのように一気に事業構築や環境整備を推し進めます。
誤解を恐れずに書くと、この場合、モレヌケズレが少々出ても気にせず完成度も80%、いや50%の時でも気にしません。まずは素地、器づくりを目標にします。
 
この「無から有を作り出すエネルギー」は凄まじく、周りからすると「ナゼ?あなたがそこまでするの?」と不思議に思われると思いますが、本人にしか分からない動機がそうさせています。
 
ゼロイチの区切りは、組織ができたり、事業開始が整う辺りでしょうか。
この頃、ゼロイチを済ませた当人はヘトヘトですが直ぐに「イチニ」が始まります。
実は「イチニ」まで考えてなかった・・・。
「イチニ」まで気が回らなかった・・・。
と、言うゼロイチの人は意外と多く、組織が息切れしたり、事業が循環できない人も多いのが事実です。
 
イチニの前に、一先ず一息いれましょう!
その理由は「ゼロイチ」の頭で「イチニ」を考える余裕はないからです。
 
「立ち上げ(一点集中)」と「持続(展開/循環)」では必要になる知識や経験、技術は全く異なります。
 
「ゼロイチ」から「イチニ」へフェーズが移行する際は、以下の2点を予見しておくことです。
・ゼロイチだけでなく、イニチまで含めた事業構想や準備をしておく。
・イチニは他の人に任せる、委ねて自身はイチニのフォローをする。
 
私が主宰する「いよココロザシ大学」は、ゼロイチからイチニまで想像して設立しました。
と、言うのもココ大は設立に際して、市民らとの意見交換を何十回も重ねたから描けました。
ちなみに「いよココロザシ大学」という名前も市民と一緒に何度も検討して決まりました。
 
プロジェクトを立ち上げるのは一人の熱量や勢い、意欲から始められますが、持続には仲間や協力者が必要です。
皆さんも自身の事業で協力や応援をしてくれる方を思い出してください。
 
エールラボえひめディレクター
泉谷昇

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