見出し画像

沈黙は金、雄弁は…武器? ~note界隈に跋扈する(?)“文章力マウント”の恐怖~

あなたの文章力、測ったことありますか?

「私の文章力は53万です」——そんなメッセージが届いたら、皆さんはどう感じますか?私は思わず画面を二度見するでしょう。文章力を数値化するなんて、ドラゴンボールの戦闘力よろしくスカウターでも使うのでしょうか。

最近、note界隈で「文章力マウント」という風習があるという噂を耳にしました。しかし、この2年間、零細noterとして細々と活動してきた私には、そのような経験は一度もありません。もしかして、私が零細すぎて見えていないだけなのでしょうか。

文章力の定義とは

そもそも、文章力とは一体何なのでしょうか。語彙の豊富さ、文法の正確さ、表現の巧みさ、読者を惹きつける力……人によって評価基準は様々です。この曖昧な「文章力」をどうやって数値化し、比較し、ましてやマウントを取るのでしょうか。

「私の文章力は53万…」ゴゴゴゴゴ……。 サイヤ人もびっくりの自己顕示ですね。想像すると滑稽ですが、もし本当にそんなことが横行しているなら興味深いです。

文章力でどうやってマウントを取るのか?

調べてみると、確かに他人の文章に対して過度に批判的なコメントを残したり、自分の文章力を誇示するような投稿をしている人がいるようです。例えば、

  • 他人の記事に対して、「この程度の文章力では読者は惹きつけられませんよ」と上から目線のコメントをする。

  • 自身の記事で難解な専門用語を多用し、「理解できない人は勉強不足ですね」と匂わせる。

  • 「自分は◯年も文章を書いてきたプロですから」と経歴を強調する。

これらは確かに「文章力マウント」と言えるのかもしれません。しかし、それってただの自己満足ではないでしょうか。

見た目や経済力、知識によるマウントは日常茶飯事ですが、文章力でマウントを取るなんて、確かにnote特有の文化かもしれません。面白いですね。

自分の経験を振り返って

思い返せば、私もかつて仕事で非論理的な主張をまくしたてる相手に、論理的な文章で叩きつけるように反論したことがあります。そうした反論も「文章力マウント」の一種だったのでしょうか。

まあ、そのようなことをする際は、こちらも、相手が非論理的で、文章で意志を伝えるのが苦手であることが分かっています。だからこそ圧倒するためにそのような手段を使うのかもしれません。

とはいえ、必要に迫られてのことです。自分も疲れるので、できればそんな労力は使いたくありませんでした。

マウントを取ることの意味

結局、文章力でマウントを取ろうとする行為は、自分の不安や劣等感を隠すためのものではないでしょうか。他人を見下すことでしか自分の価値を見出せないのは、少し哀れにも感じます。

文章は、本来、相手に自分の思いや考えを伝えるためのコミュニケーションツールです。それを武器にして他人を傷つけたり、自分の優位性を誇示したりするのは、本末転倒ではないでしょうか。

マウントよりも大切なこと

もし「文章力マウント」を取ろうとする人に出会ったとしても、それに乗る必要はありません。自分のスタイルを大切にし、自分の言葉で伝えたいことを書けば良いのです。

文章を書く目的は、人それぞれだと思います。自己表現、情報共有、共感の獲得、自己満足……。でも、少なくとも他人を貶めるためのものではないはずです。

最後に問いかけます

さて、あなたの文章力、いくつですか? ザーボンさん、ドドリアさん、行きますよ――あら、私ですか? 測ったことはありません。ただ、自分の思いを伝えるために、そして読んでくれる誰かの心に何かを残せるように、これからも文章を書き続けていきたいと思います。

おわりに

文章力を競い合うのではなく、互いに高め合い、理解を深めるために、私たちは文章を書き続けます。マウントなんて取らずに、お互いの違いを楽しみながら、これからもnoteでの発信を続けていきましょう。

……ね。とにもかくにも、私にマウント取るのは止めてくださいね。


2024年10月26日追記:
五月美さんがこの記事を取り上げて、記事を書いてくださいました!
新たな面から解釈してくださり、とっても楽しい記事なのでオススメのため追記してご紹介します💕

五月美さん、ありがとうございました😊


最後までお読みいただきありがとうございます! 良かったらスキ/フォローお待ちしてます。あなたにいいことがありますように!

#note #文章力マウント #コミュニケーション #雑感 #論考 #ドラゴンボール #文章力

最後までお読みいただき、ありがとうございます! あなたのあたたかい応援が励みです😊