ニコン D80 と Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF
原色CCDセンサー 搭載 & AFカップリングのダブル採用として恐らく最後の機種 D80 というカメラと、最近ひょんなことから入手した AiAF 85/1.4D の組み合わせで散歩してきた。
原色CCDセンサー 搭載デジタルカメラでは、赤やオレンジ及び緑の色が特に濃く写る印象がある。ただし、「気のせい」の可能性はある。いや、言うてもただの気のせいでは無くて、デジタルカメラ史において「撮像媒体がフィルムからデジカル化をしていく過程」において、業界(ユーザーやメーカーすら)全域において露光して電子信号化した光データをデジタル処理するアルゴリズムやらプロファイルやらの、市場におけるニーズと提唱が今よりも全然成熟していない時代の製品なので、CCD機の色のりとかではなくてそういう製品がまだ諸力だった時代の(プロファイルの)色のりが魅力なわけです。
今のカメラは軒並み同じような方向性に行ってんじゃん。だからこの時代の製品は各社の「コレでも食らえ!」っていう、それぞれがニッチな方向性の強気な提案が魅力的に今の私には写るわけだよ。
85mmあるとAPS-C クロップになっても割としっかりとボケ感を感じられる。
意外と良い組み合わせ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?