オーディオインターフェイスの選び方と使い勝手について
現代のDTMにおいては、オーディオインターフェイスは必須アイテムと言えます
ただし、MIDIのみを扱う場合は、その限りではないですよね
皆さんは、どのようなインターフェイスを使っているでしょう
今回は、オーディオインターフェイスの選び方と使い勝手をご案内しようと思います
インターフェイスを選ぶ上で必要となるポイントを考えてみましょう
インターフェイスの接続方法は?
最近の主流としては、USBが多いと思います。
もちろん、FireWire800やPCMCIA、PCI Expressなど、いろんな接続方法があります
お勧めは、絶対USBです!!
なぜかって? 対応するPCやタブレット・携帯端末が多いからです。
もし、FireWire800対応のインターフェイスを買ってしまったら、
接続できるPCをさがすのが、ひと苦労だと思います
対応OSは?
次に確認をしたいのは、対応しているOSです。
自分がWindowsを使っているのに、MacOSにしか対応していないインターフェイスを選んでも、本末転倒ですからね
ここで、ワンポイント!!!
WindowsもMacも持ってる!しかもandroid端末もあるし、iPadも持ってる
なんて方~~
全部で使えるインターフェイスを選んでおきましょう!
別に、対応OSの欄にすべての手持ちOSが記載されている必要はありません。
魔法の言葉が記載されていれば、すべての端末で使えちゃいます
「USBクラスコンプライアント」
この単語だけ覚えておきましょう
USB接続をしたら、標準ドライバ(OSに入っているドライバ)で動作します
対応サンプリング周波数/量子化ビット数
サンプリング周波数(サンプリングレート)とは、なんでしょう?
48kHz、96kHz、192kHzと記載されています。
例えば、48kHzのサンプリングレートの場合
1秒間を48k(48000)等分して処理をするということです。
もちろんサンプリングレートが高ければ高い程、音の処理は細かくなりますが、データが重い・デカい という弊害があります。
つまり、サンプリングレートとは、1秒間を何分割して処理できるかです
量子化ビット数(ビットレート)とは、なんでしょう?
8bit、16bit、24bitと記載されます。
例えば、16bitとは、2の16乗の65536段階で音量を制御するということです
$${2^{16} = 65536}$$
つまり、ビットレートとは、音の大きさを何分割して処理できるかです
もちろん、24bitが原音に近く処理が出来るとされています。
まとめると192kHz/24bitとは、
1秒間を192000等分して処理をして、
0~16777216($${2^{24} = 16777216}$$)段階で音量調整が出来ることを言います
最近の音楽製作事情的には、オーディオベースの場合は、48kHz/24bitでも
ぶっちゃけ問題ないです。
打ち込みサンプリングが主体の場合は、192kHz/32bitが主流となりつつありますね。
動画制作より断然軽いので、安心してください(笑)
インプット端子数は?
オーディオインターフェイスの値段が高くなると言えば、
同時インプット数ではないでしょうか
ドラムレコーディングをする場合は、最低でも8マイクインは欲しいし、
バンドメンバーで同時レコーディングをする場合は、16マイクインは欲しい
なんてことを考えていると、インターフェイスがどんどん大型化していきます
今度は、持ち運びが大変です。
インプット数の選び方のポイントは、
「中途半端なインプット数を選ばない」です。
宅録中心で、インターフェイスでは、声と竿しかとらない場合は、
2マイクインで問題ないでしょう
ドラマーさんやバンドレックをやろうという場合は、
8マイクインを選びましょう
6マイクインや12マイクインは、オーディオインターフェイスの酸いも甘いも噛み分けたベテランが自分に合った選び方をする用です。
初心者では、確実に「帯に短し襷に長し」です。
まとめ
ここまで読んでくれてありがとうございます。
あなたは、ある程度DTMのことを勉強し、新しい1歩を踏み出すところだと思います
最初の1歩は、ミスりたくないですよね
上記記事では、触れていませんが、安定性というポイントもあります
しょっちゅう止まったり、認識されないと、音楽制作どころの話ではなくなってしまいます
初めて買ってから一生使えるインターフェイスを最後にご紹介しようと思います。
RME / Babyface Pro FS
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/269938/
まず、メーカーが素晴らしいです
20年前のOSにもドライバソフトを対応させてくれています
しかも、超安定性!!RMEのインターフェイスが不調を出すところを見たことがありません
もちろん、割高です
ただし、今後の音楽人生において半永久的に使えることでしょう
(大切に使ってあげてくださいよ❤)
拡張性も素晴らしく、サンプリングレート48kHzの場合は、ADATで8チャンネル分受け取ることができます
もちろんUSBクラスコンプライアント!!
音楽制作に使うも良し
同期だしに使うも良し
モバイルレコーディングシステムの中心にするも良し
あとは、いい音楽を作るだけです!!
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