コロナ禍でのピアノ教室のあり方について
ピアノレッスンはレッスン室の扉を開けるところから始まっています。
入室する際の扉の開け方、
生徒の声のトーン、
表情、
その全てをみて一瞬にして
普段との違いを察知します。
もともと、大人しい子がいつもより少し元気に「こんにちは~」と入室してきたら、
練習してきたか、何かいいことがあったかのどちらか。
その少しも見逃さないようにしています。
元気がない時は、
すぐにピアノを弾かずに、さりげなくおしゃべりから入って
もし、悩みや不安があり、
生徒本人から話を始めたら
全てを受け入れて聞くに徹します。
練習ができなかったという理由で元気がないにしても、練習時間が取れなかった理由が必ずあるからです。
まずその訳を探ります。
しかし、このコロナ禍においてマスクが必須となり、生徒達の表情や声がわかりにくくなった気がしていました😥
マスクをつけているだけで、
声は小さくなり、口元も見えず、なんとなくいつも疲れている様子。
元々、表情に表れにくい生徒は
もっとわかりにくくなりました。
そんなある日、わたしにとっては
はじめてのFaceTimeレッスンの申込みがありました。
久しぶりにお互いにマスク無し。
そこには、以前のように大きな声で笑う生徒がいました。
マスクでこんなにも生徒の表情や感情を抑え込んでいたのかと、実感しました。
しかし、安全が第一、感染対策は徹底しなければなりませんから、
しばらく、マスクや消毒などでピリピリする生活は続くと思います。
そんな毎日だからこそ
レッスンにきたらエネルギーがチャージできると感じてもらえるような内容を考えています😆
現在は、
①一人音楽カルタ大会
自分の記録に挑戦です。
回を重ねるごとにタイムが縮みますから、
やる気もでます。
50枚全て暗記している生徒もいます。
②連弾。
通常連弾は隣りに座りますが、
今は距離をとる為、ピアノから離れた位置の電子ピアノで私が演奏します。
選曲は生徒達、じっくり時間をかけるタイプ、直感タイプ、先生選んで〜お願いタイプ。選ぶ曲で今の好みや、気分も伝わってきます。
しかも、一つの曲を生徒と合わせた時の高揚感は、なんとも言えないものです。
さて、3月からは、、、
またアイデアがムクムクわいてきています。
コロナ不安に負けない❗️
これからも私は頑張ります。
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