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ひとつ足りな〜い
大学の近くにあるたい焼き屋です(お買い得でんまい)。
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上にあるローマ字の看板を読んでみましょう。
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このままだと「たいやきいきゅう」です。つまりKが足りないんです。
なぜこうなったののか。今のところ2つ思いつきます。ひとつは「書き忘れた」。はい、そのまんまです。面白くない(面白いとは…)。
もうひとつが省略したというもの。日本語の字表記だと長い母音に数パターンの表記があります。例えば「倉庫(そうこ)」だと
sooko
sôko
sohko
soko
sookoは単純に母音字oを重ねただけです。sôkoはoに特殊記号を付けたものです。地下鉄の駅でよく見る気がします。sohkoと長い母音のときにhを出すこともあります。最後のsokoは完全に省略です。
sokoの場合「そこ」や「そこう(素行)」「そうこう(走行)」との区別がつきません。これらの判断が必要なケースが稀なので実用上の問題はほとんどありませんが、あらためて書くと紛らわしいです。
一休の方がそうしたか分かりませんが一度お話でも伺いたいものです。