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音声学会終了!(大会運営がんばった)

9月16日〜17日の2日間,北星学園大学で日本音声学会第37回全国大会が行われました。というより行いました。

音声学会は言語学だけでなく言語教育,工学,臨床など様々なバックグラウンドを持った方が集まります。私も発表を2回とワークショップを2回やりましたし,学会誌『音声研究』にも2回論文が掲載されています。

日本言語学会の運営委員長もしているのでちょっと忙しさが厳しい中でしたが,田村早苗先生や学生達に手伝ってもらいどうにかこなすことができました。

簡単ながら振り返っておきます。

たくさんの荷物が研究室に

学会の開催校になると当日使う物品などが送付されてきます。今回の音声学会では前回開催校から文房具等の入った箱と,事務局から名札一色が届きました。また,今回は現地での発表の他にオンラインでの同時配信を行ったので,そのためのコンピューターを持っていく必要がありました。幸いにして北星学園大学は借用できるPCがわりと豊富にあるので,全会場分を用意できました。それらをまとめて台車に積み込んだのがこちら。

なにか余計なものが?

当日は私は8時過ぎに出勤し最後の準備をし,他のスタッフは9時から11時過ぎまで会場作りです。

8時の空。まあまあな晴れ具合

今回,ポスター発表会場は3人掛け机×24個ある部屋を利用し,そこから一時的に机を全て別の部屋へ移動させ,業者から借りたポスターボードを設置しました。比較的人が少ない時間帯のパノラマがこちら。

人がいないときの写真を撮り忘れた

ハイブリッドは突然に

今回の学会は3連休と重なったこともあり,札幌近辺のホテルの値段が高騰しました。そのため来られなさそうな人が多くいたためハイブリッド開催となりました。

もともと北星学園大学の教室は聴覚支援用の機材があり,教室のマイクの音声を使うとそのままzoomと教室の両方に出すことができます。それを活用できることは伝えてあったので,ハイブリッド開催となったことはある意味で想定の範囲内でした。

特別講演はオンラインでオランダから発表していただきました(と言っても発表そのものは動画を再生し,質疑応答をリアルタイムで受け付けたのですが)。

特別講演はトーンとイントネーションについて

ちなみに会場係は基本的に学生アルバイトなので,こんなセッティング図を用意しました。

北星の人じゃないと分からない図

ちょっとセッティングの変更が出るかと思いましたがたいして問題にならずよかったです。

なおポスターセッションにもオンライン発表者がいました。現地のポスターやPCは発表者の知人が行い,発表者はオンライン(ちなみにベトナム)で行っていました。そのため写真だと発表者のいない状態のポスター発表にも見えます。

発表者はどこでしょう?

少し私もお手伝いしたのですが,カメラの位置を高くするとか,ウェブカメラをポスターボードの上に付けるなどするともう少し臨場感が増しそうです。

優秀な学生アルバイト

学会にはたいてい学生アルバイトがいます。私はゼミ生などいないので,ピア・サポーターと知ってる大学院生にアルバイトを頼みました。初のハイフレックス開催やオンライン受付など急な対応が多くなりそうな予感はしていたのですが,見事に対応してくれていました。

アルバイトのみなさん(一部)

学会弁当!

学会の弁当は私が注文しました。初日は厚別と言えばここ!の中ちゃん。

でっかい生姜焼き

2日目はBENTOSS。

わーいわーいステーキわーい

終わって分かるノウハウ

ほぼ備忘録ですが,これがあれば,こうすればもっと良かったなあということ

  • ゲスト用Wi-Fi(eduroamに頼りすぎた)

  • 参加者の受付にdashboardへのリンクとなるQRコード

  • 自販機ガイド(学生が2日目に何も言ってないのに作ってきてくれた!)

  • 各部屋は個別のzoomミーティング(複数アカウント必要だけど)

  • 事前の利用機材調査

  • 特別講演では会場の様子をカメラ撮影

もうしばらく私が北星で学会をやることはないと思うのでこのリストは活躍しないかな。さて次は日本言語学会の運営です(会場校ではない)。

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