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きれいな散布図を簡単に作る(jamovi本の補遺)
昨年,大学の同僚たちとjamoviの解説書を上梓しました。
私は2章の記述統計を担当しました。同書では記述統計量の解説と代表値や箱ひげ図の解説をしました。ちょっと成績を出すのに読みなおしたりしたんですが,けっこう手軽にきれいな散布図を出すことができるのを説明してもよかったなあと思いました。
データは手持ちのテキトーなものです。手順は次のとおり。
データを読み込む
「探索」→「散布図」
横軸,縦軸に表示させたいデータ,もしあればグループも
基本はこれでOKです。この他に次の情報も表示するか選べます。
回帰直線・曲線を表示するか
標準誤差も表示するか
周辺にデータの密度曲線や箱ひげ図を表示するか
グループを分けた状態で回帰直線,標準誤差,密度曲線を表示させました。
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エクセルで出すよりも簡単にきれいな散布図が出せると思います。