キトラ〜高松塚古墳めぐりはやや苦戦
日本言語学会のために奈良へ前入りしました。今回は午後が空いていたので、せっかくなら今まで行ったことのないところへと思い、少し南のキトラ古墳、高松塚古墳辺りの飛鳥地域に行ってきました。
奈良までの風景は盆地らしさの分かるもので、なかなか良いものがあります。
当初、飛鳥駅で降りてレンタサイクルか原付を借りて回るつもりでしたが、天気は雨。上着は雨具になるものでしたが体調を考えて古墳に最寄りの壺阪山駅で降りてタクシーで行くことに。いざとなればキャリアだけコインロッカーに置いて歩いてもと思いましたが、駅でタクシー会社に電話したところ数十分かかるとのこと。
平坦とはいきませんが、思ったほどの勾配でもなく。
まずはキトラ古墳の施設。運の良いことに12日まで壁画の一般公開をしており、見ることができました。
何分待ちかなと思いましたが平日ということもありすぐのグループに入れました。
中は撮影禁止なので、ここはこれだけ。
次に同施設内の体験館に。ここに古墳や発掘の詳しい解説やレプリカがありました。
奥に壁画がありますが、モニターでもっと分かりやすくしたものもありました。
古墳そのものは修復して埋め直したとのことです。
ここからさらに2kmほどで高松塚古墳に着くので徒歩移動。途中に文武天皇陵があるとのことなので寄ることにしました。
なんか、立ち入り禁止(知ってる人)。でも上まで行くかなと思い登ったところ足を滑らせ軽く突き指してしまいました。とほほ。回り込めば正面?に。
でもほとんど見るものがないですね。
そして高松塚古墳へ。こちらにも壁画の展示があり、復元したものを撮影できました(本物は非公開)。
こちらはキトラよりも人がいませんでした。あまり注目されてない?
最寄りの飛鳥駅に行くのにタクシー(実は現金のみで1000円しか持ってなくてヒヤヒヤした)を使いましたが、駅ではなく近くにある岩屋山古墳へ。
ここは中に入れるのです。
と言ってもかなりあっさり奥に着きます。
よくぞこんな綺麗に削ったもんですね。ちなみに中から外の景色。
あとは無事に帰るだけでしたが、途中降りそびれてハラハラしつつ畝傍駅へ。
ここは天皇陛下も使ったことがあり、貴賓室があるそうです。
明日からは学会本番です。ゆっくり寝ないと。