Sho | Duolingoの冒険

世界No.1語学学習アプリ「Duolingo」の日本の立ち上げをしています。 Duolingoは2020年8月から日本での展開を開始しました。Duolingoを日本No.1 EdTechブランドに育てていく過程を発信していきたいと思います。

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世界No.1語学学習アプリ「Duolingo」の日本の立ち上げをしています。 Duolingoは2020年8月から日本での展開を開始しました。Duolingoを日本No.1 EdTechブランドに育てていく過程を発信していきたいと思います。

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最近の記事

Duolingoのアプリが使いやすい理由

Test Everythingしているからです。 我々の行動指針に「Test Everything」があります。文字通り、すべてのことを事前にテストするのです。 ランキング(リーダーボード)などの大型機能から、オンボーディングの案内画面、プッシュ通知の文言まで、すべてテストします。そう、(メンヘラ彼女みたいと揶揄される)プッシュ通知も、A/Bテストの結晶なのです。 もちろんテストだけではなく、学習者ファーストのマインドや、UXリサーチチーム(UXR)の存在、デザインが経

    • 恩人の退職と、Duolingoのすごい面接の話

      同僚のキャリー(仮名)が退職した。理由は会社外の事情で母国に戻らないといけなくなったから。同い年だったけど、彼女は僕にとってのロールモデルだった。まだまだ学びたいことも多かったので、いなくなってしまったのはとても悲しい。彼女こそが僕をDuolingoに誘い入れてくれた恩人だったのだから。 キャリーからとつぜん連絡があったのは、2020年3月のこと。Duolingoにこない?と。 もうあれから1年経つのかー 少しセンチメンタルな気持ちになりつつ、当時の選考過程を思い返した。

      • おすすめのマーケティング本3選 - アレンバーグ・バス研究所から

        個人的におすすめしたいマーケティングに関する本を3冊紹介します。 普通に紹介しても面白くないので、英語書籍を3冊、しかも全てアレンバーグ・バス研究所(Ehrenberg-Bass Institute)関連の書籍を選びました。うち2冊はまだ日本語訳で出版されていないはずです。 Marketing: Theory - Evidence - PracticeByron Sharp氏が所属する南オーストラリア大学の教科書です。海外大学の教科書なのでとんでもなく分厚く、重いです。が

        • 入社半年の振り返り

          8月にDuolingoに入社してから早いもので半年が経ちました。 マメに更新しようと思っていたブログも気づけば半年でたったの4記事。ブログの更新はさっぱりでしたが、Duolingoのマーケティング活動に関しては精力的に活動してきました。 ざっとこの半年を振り返ってみたいとおもいます。 半年の成果まずこの半年の成果ですが、アクティブユーザー数が順調に増加し、直近1月でYoY60%+の成長を達成しました。 Q1(1-3月期)のOKR目標も無事、1月末時点で前倒しで達成するこ

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        • Duolingoの冒険
          7本

        記事

          デュオリンゴがとことん「無料」にこだわるワケ

          Duolingoの特徴Duolingoは世界で5億人のユーザーが使う語学アプリです。ゲームの特性・ゲーミフィケーションを生かした設計が大きな特徴ですが、もうひとつ、とてもユニークで明確な特徴があります。最初から最後まで無料で楽しめる学習コンテンツを提供していることです。 フリートライアルが終わったら有料版に切り替わるとか、ある程度いったら課金しないと進めないとか、有料版と無料版とで学習コンテンツに差があるとか、そういった類のことは一切ありません。最初から最後まで無料ですし、

          デュオリンゴがとことん「無料」にこだわるワケ

          ブリーフはマーケティングの集大成【テンプレート付き】

          前段今年の8月に米国発の語学アプリ「Duolingo」にジョインして、約3ヶ月が経ちました。日本でのチームづくりもひと段落してきました。 「日本でワールドクラスのチームをつくる」が自分のミッションのひとつなのですが、実は正社員採用はおこなっていません。社員は僕ひとりです。 なので必然的に、代理店や業務委託の方々とチームをつくっています。 今回のパートナー選定では、すべてRFP(Request for Proposal:すごくざっくり言うと競合プレゼン)を実施しました。

          ブリーフはマーケティングの集大成【テンプレート付き】

          働きやすい会社は、採用にとことんこだわる

          Netflixの組織制度の原則のひとつに「最高の報酬は最高の人材と働くこと」があります。社員食堂などの福利厚生も良いけど、結局はドリームチームの一員として働くことが最高の環境だよね、という考えです。 今年の8月から働いているDuolingoにも、共通する部分が大いにあります。 Duolingoの社員はみんな本当に優秀です。上司(CMO)はハーバード卒→Yahoo CMO→キッザニアGlobal CMO & US President...(以下省略) 現在も複数の社外取締役

          働きやすい会社は、採用にとことんこだわる

          社員の定着率を高めるにはオンボーディングがすごく大事だという話

          今年の8月に、語学学習アプリを展開する『Duolingo』に入社しました。そして最近、ようやくオンボーディングが完了しました。(オンボーディングは新入社員向けプログラムのようなものです) そこで感じたのが、「オンボーディングめっちゃ大事!」ということ。入社してまだ1ヶ月で、且つリモート業務ですが、すでに「チームの一員」になれたと感じています。 Duolingoはテックスタートアップにしては珍しく、平均勤続年数7年、従業員定着率95%超(!)の企業です。ちなみにシリコンバレ

          社員の定着率を高めるにはオンボーディングがすごく大事だという話