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日独伊三国同盟〜移動編②&ライプツィヒ編〜

ミラノ→ミュンヘン

今回の目的地であるライプツィヒまでは、ミラノからミュンヘンへ飛行機で行ってそこから電車で向かうという道のりだった。ミラノに到着したのが8時ごろでミュンヘンへ向かう飛行機の時間が16時と時間があったのでミラノ市内へ行き少し観光することにした。
空港から電車に乗り駅の改札を出ると、そこには期待していた以上の風景が広がっていた。イタリアへ行くことは私の中で一つの大きな夢であり、その夢が叶った瞬間だった。とりあえず、何も考えずに散歩しようと思い、街へ繰り出した。何とも言い表し難い興奮に包まれ、移動での疲れが吹き飛んだ。旅の最後にもミラノへ行くので下見は程々にして、また空港へ向かった。
また電車に乗って空港へ向かった。空港駅に着いたので降り、搭乗口などの情報が表示されるモニターを見ると乗ろうとしている飛行機がなかった。確認すると空港はターミナル1とターミナル2に分かれておりミュンヘンへ向かう飛行機はターミナル2だった。しまったと思い、駅のホームへと戻り電車を待っていると、ミラノ市内を散策する際に荷物をターミナル1で預けていたのを思い出した。急いで預けていたところに向かった。余裕をもって行動していたので特に問題はなかったが、右往左往してしまい、何やってんだと思った。
それ以外は特に問題なく飛行機に乗ることができ、ミュンヘンに到着した。

ミュンヘン→ライプツィヒ

ミュンヘンに到着したのが17時ごろで、19時ごろの電車に乗ってライプツィヒに到着するのが0時ごろの予定だった。
ミュンヘン中央駅で電車に乗り込むと予約していた席の向かいにワンちゃんを連れたご婦人が座っていた。そのワンちゃんがとても可愛かったのだが、移動疲れからすぐに爆睡してしまった。
そうして気づいたらライプツィヒに到着していた。

ライプツィヒでの滞在は同じ大学の友達3人で同じアパートに宿泊する予定だった。このアパートの件で出発前に色々と問題があったのだが、それはここでは触れないでおく。
他の2人は私よりも先に到着していたので、私が到着する時間を伝え、ライプツィヒに着いたら連絡すると伝えていた。ただ、私が到着するのが0時だったので少し嫌な予感がした。ライプツィヒに到着したので電話をかけてみると案の定全然出ない。駅からアパートまではトラムに乗って10分ぐらいなのだが、ストライキのせいで動いておらず、20分以上重い荷物を持って歩かなければならなかった。とりあえず、アパートへ向かいつつ電話を何度もかけたが、なかなか出ない。そうこうしているうちにアパートに到着した。友達があらかじめアパートの入り方を共有してくれていたので、それを頼りに建物内に入る。私たちが泊まる部屋は4階だったのだが、エレベーターがなく階段で上る以外に選択肢はなかった。なんとか部屋の前に辿り着いたのは良いものの、部屋はオートロックで中に入ることができない。インターホンがあったので鳴らしてみるが、起きている気配がない。何度もインターホンを鳴らし、ドアをノックしてみるが埒が開かない。もうだめだ、今日は部屋の前で夜を明かすしかないと思った瞬間、ドアが開いた。ああ神様はまだ私のことを見放していなかったんだと思った。
もうすでに1時を過ぎていたが、関空を出発してシャワーを浴びるタイミングがなかったので、とりあえずシャワーを浴びようと思ったのだが、なぜかお湯が出ない。色々試してもお湯が出なかったので仕方なく冷たい水を浴びながらシャワーを済ませた。

こうして長い長いライプツィヒまでの道のりが終了したのである。

講座の内容としては午前中に講義を受けて午後は施設やトレーニング見学というものだった。旅行では絶対に見れないところを見学できたり、参加者の中にはスポーツ関係で働いている方々も多くいたので、その方たちとの交流は非常に有意義なものだった。
ただ、基本的には勉強していて、そこまで面白い話があるわけではないのでライプツィヒ滞在中の出来事はまた気が向いたら書こうと思う。


以上、日独伊三国同盟移動編でした。

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