見出し画像

CDの売上枚数は人気度に直結するのか(2)

さて後編です。
一丁前に2部に分けてすみません。

 前編は乃木坂は2021年から売上枚数が激減しました。日向坂は微減ほどです。
 日本で最も人気と言っても過言ではない乃木坂がこのような結果なので初日に100万枚以上売り上げたからと言って人気がある、と堂々とは言えないように思います。
 少なくともグループの人気はあっても曲の認知度や流行度合は少し前の100万枚とは違ってくるのかなと思います。
 その要因はファンが大量に買うからだと思います。女性アイドルは握手会があるためより一層その影響があると思います。
 それに対し男性アイドルは本当にファンの頑張りだと思います。おそらく自分の好きなグループを1位にさせたいとか記録の維持、塗り替えなどが要因だと思います。

 それはいいんですけど私が違和感に感じるのは過大評価し過ぎな点です。

 100万枚突破してる曲はよく耳にしたりするという感覚ですが今は聞いたこともない曲が軽々100万枚突破するのでそれは人気楽曲とは簡単に言えないと思います。
 よく人気楽曲というように扱っていることを散見するのでそこにとても違和感を感じています。
 もちろんめちゃくちゃ人気なグループだから売れてるということもあるとは思いますし国民的アイドルだったら可能性はあります。でもただ単にミリオン曲を人気、ヒット曲と付けるのは違うなと思います。本当に人気、ヒット曲ってめちゃくちゃ有名でファンでもない人が聞いたことあるような曲だと思うんですよね。CMで替え歌で使われたりすると完全に名曲ですね。
 音楽番組などでタレントさんが「すごい!すごい!」といいますがそれはどういう意味なのかなと… それだけ人気のヒット曲という意味なのか、それともファンの皆さんの頑張りに対してなのか…
 
 それもファンの皆さんが楽しんでやっているなら全然いいのですが最近は過激化しているように思います。「絶対に他のグループに負けたくない」とか思いながらやってると推し活でストレス溜めてるのではないかと思ってしまいます。純粋に「〇回連続1位獲得!」や「前人未到の快挙」とかだったら見ていて「凄いね」って思うのですがたまにXで「あそこのグループは〇〇だから実際にはそうでもない」とか「〇〇を抜いてスカッとした」とかを見ると趣旨が変わってくると思います。
 そんな気持ちで本当に楽しいのかなって… こんなことを言うと「お前誰だよ、専門家かよ」とか言われそうですが…笑

 それだけ良くも悪くも熱狂的になっているのかな?最近は「推し活」というのが流行ってるし…

 

 もっと楽しむということに注力したら良いのになぁって思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?