Poppin Pete - 進化し続けろ
Poppingを世界に広めた1人として有名であり、
今でも世界中のPopperをインスパイアするPoppin Pete。
以下は、そんな彼が2012年当時、
日本でのWS後に話したコメントの書き起こしです。
▽目次
1."完璧な踊り"を求め続けろ
2.自分を進化させていこう
3.ダンスに不可欠な要素とは
※話す内容の順番を入れ替え・省略している場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※プロの翻訳家ではないため、
分かりにくい表現があることもございます。ご容赦ください。
ーーーーーーー〈インタビュー〉ーーーーーーー
"完璧な踊り"を求め続けろ
もしかしたら、
練習すれば完璧に踊れると
思っている人がいるかもしれないね。
確かに僕は毎日練習している。
だが実のところ、
欠点のない完璧な踊りっていうのは存在しない。
僕はダンスが得意だけど、
僕自身の踊りは満点ではないと思っている。
むしろ、より良い踊りを常に求めている最中だ。
自分にとっての"完璧"っていうのは、
いつも自分から遠いところにあるんだ。
終わることのない旅みたいなものでね。
そして、これがダンスの難しいところだ。
だから君たちも、とどまらないでほしい。
同じマインドを持ち続けるな。
同じことをし続けるなよ。
自分を進化させていこう
周りの人が「ダンス上手いね」って言ってくれるなら、
その「上手い」って声を
「どんどん上手くなる」
「最高だ」
「マジか!」
「ウソだろ!!」
って声に変えていけ。
僕は16歳の時にダンスを始めた。
はじめたての頃は下手くそだった。
だから基礎やテクニックを学び、
20歳頃にはもっと上手く踊れるようになった。
25歳の頃にはそれよりもさらに、
そして30歳になればもっともっとうまく、
35歳になれば30歳の頃よりもっと…
こんな風に絶えず進化し続けてきた。
今は50歳だ。
だが、まだ完璧な踊りには近づいていない。
ダンスに不可欠な要素とは…
ダンスっていうのは身体だけを使うんじゃない。
心も大切だ。
ダンスを理解するには、
鍛え抜かれた心や思考が欠かせない。
よく僕は音楽を聴いたときに
まずどんなダンスができるか考えてみる。
体を動かしてしまうと、
情報処理で頭がキャパオーバーになることがあるからだ。
だからまずは音楽を聴いて考えることで、
音楽の雰囲気と自分の動きを一体化できるように
思考を整理させる。
そうやって心を鍛えて、
体を動かすことにつなげているんだ。
つまり、鏡の前で踊って目を鍛える必要はない。
心や思考を鍛えてほしい。
狭い視野の中で踊るなよ。
15年も20年も同じことしかせず、
小さな世界にとどまっている人を
何人も見てきた。
君たちは地球なんか飛び越えて、
宇宙の中で踊ってると思え。
自分の世界を広げてくれ。
15年、20年も小さな世界にとどまるな。
そう考えれば、普通のフレズノをするよりも、
もっとできることがあるだろう?
それを見せてくれよ。
ーーーーーーーー〈終わり〉ーーーーーーーーー
最後まで読んで頂きありがとうございます。
▽引用元動画
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