Boppin Andre - アニメーションとは?
2020年の年末に撮影された、
Jaja Vankovaによる
ロボット&アニメーションスタイルのOG、
Boppin Andreへのインタビューです。
▽目次
1.ロボットとアニメーションの違い
2.「3D」の名前の由来
3.Boppin Andreにとって”アニメーション”とは
ーーーーーーー〈インタビュー〉ーーーーーーー
(J=Jaja, B=Boppin Andre)
ロボットとアニメーションの違い
J:初めに、ダンスの定義を確かめたいな。
まず、ロボットとアニメーションの違いは何だと思う?
B:すべてのロボットは
1つの動作につき4カウントまたは
8カウントでゆっくり動く。
4カウントゆっくり落ちて、
4カウント首だけを動かす。
これが全てのロボットの基礎さ。
まあ、実際に踊るとなると、
次の4カウントへ向けた準備動作として、
腕を早く動かしたり、なんてこともある。
だが、基礎はやはり4カウントか8カウント。
このカウントが、
ロボットをロボットたらしめるものだ。
では、シンバッドとかアニメーション、
ストロボ、3Dとか呼ばれているものは
ロボットと大まかな基礎は同じだが、
違うのはタイミングだ。
4カウントずつ動くのがロボットだったが、
ここでは1カウントずつ止めて動いてみよう。
するとティックになる。
では、速度を速めてみると?
3Dやアニメーションに近づいていく。
もっと速めて、バイブレーションを足せば
シンバッドといわれる動きだ。
つまり、この4つは大体同じような動きなんだよ。
ただバイブレーション”っぽい”動きをしたときに
見えたものを、色々な名前で名付けたんだ。
「3D」の名前の由来
J:じゃあ、次の質問。
「3D」っていう踊りの名前はどこに由来するの?
B:前後の動きを足すことで
立体的に見えるから「3D」と呼ばれるんだ。
当時はバイブレーションをするのは
ポーズを決めた状態だけで、
踊りながらする人は少なかった。
だからこそ、前に出る動きをしたときに
「立体的、まるで3Dだ!」って言われて、
それがそのまま名前になったんだ。
Boppin Andreにとっての”アニメーション”とは
J:では、あなたにとって"アニメーション"とは?
B:3つあって、まず1つ目に
そのコンセプト的な話をするとすれば、
「鉄の塊に生命を吹き込んであげること」だ。
昔のアニメーション映画は、
モノに生命を宿して、
生きて歩いて話すかのように創り上げられた。
そこから来る、
何か1つのものをまるで生きているかのように
動かすこと、それがアニメーションだ。
2つ目に、人にとってのアニメーションについて
話すとするなら、答えは簡単だ。
君が動いて、息をして、
目を閉じて、指を鳴らす行為、
それは全部アニメーション。
動いているだけで、その動きは
全てアニメーションへつながると言える。
じゃあ3つ目、ダンスの話になればどうか?
もし君がアニメーションダンスをするなら、
イリュージョンのように
見せることが必要になってくる。
ストップなどのアニメーションの技術を使って
モノがまるで動くみたいに踊ってみよう。
ロボットの基礎や他のものを組み合わせてもいい。
自分なりのアニメーションの
キャラクターを創り上げてみろ。
ちょっと難しすぎたかな?(笑い)
ーーーーーーーー〈終わり〉ーーーーーーーーー
※話す内容の順番を入れ替え・省略している場合がございます。
ご了承ください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
▽引用元動画
この記事が良いと思ってくだされば、
記事下よりサポート頂くことが励みになります!
どうぞよろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?