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Poppin Pete&Suga Pop 2/2
2009年ごろのPoppin PeteとSuga Popのインタビューを日本語で書き起こしました。
前回分からの続きになりますので、前回分を見たい方はこちらからどうぞ。
https://note.com/ydaxn/n/nb37dbd4fdd22
▽該当動画(6:40〜)
▽このノートで主に学べること
インタビュー当時(動画公開は2009年)、日本のストリートシーンはどのように見られていたか
※内容を損なわないよう、喋っていることをなるべくそのまま書き起こしているため、分かりにくい表現があることもございます。ご容赦ください。
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~インタビュー〜
(Poppin Pete/S:Suga Pop)
≪日本のストリートシーン≫
P:日本はオールドスクールのストリート全体を受け入れているような気がするよ。
「Hip hop」を新しい言葉と言うわけじゃないけど、
僕が日本に行ったときは誰も「hip hop」って言ってる人はいなかった。
「オールドスクールだ」「ダンスでファンクしてるんだ」って言ってたよ。
特に日本人はソウル・トレインみたいな70年代みたいなダンスをよく練習している。
イベントに行くと、日本人はPopperもLockerも
オールドスクールなダンス、ムーブ、ステップをしているよ。
ここ(アメリカ)では(Poppingは)ほとんど流行みたいなものだけど、
向こう(日本)ではたくさんの子供や人にとって
(ストリートダンスが)ほぼライフスタイルみたいになっている。
何年も踊り続けている人を知っているし、
30代や40代後半でも、ティーンエイジャーのころから
ダンスを続けている人だっている。
日本はオールドストリートの雰囲気を忘れていないね。
海外では確実に(ストリートダンスが)受け入れられてきているよ。
多くのイベントがあるし、
Pop・ダンス雑誌なんかもあって、ダンスに直接応えてきてくれている。
≪二人にとってのダンス≫
S:僕たちは別にリスペクトを求めてないんだ。
例えばただ長く踊っているだけで、
人々に自動的に「昔からからやってる人たちなんだ、すごい」と言わせるようなこととは違う。
僕たちは誰とでもダンスするよ。
フルタイムでダンスをし続けているだけなんだ。
僕たちがトップレベルじゃなくなった日には、
荷物をたたんで本でも買うことになる。(=ダンスをやめる)
P:それが全てではないけど、これが僕たちの(ダンスへの)愛なんだ。
S:まあ、もし家に帰って部屋に入ったらまた曲がかかってて、ダンスを始めるだろうね。
それが僕たちが大好きなことなんだもの。
そしてお金を払ってもらえることなんだ。お金は出たり入ったり。
今現在は(支払われるお金が)高いけど、ずっと低かったんだ。
だけどただダンスが好きで、それこそが僕たちが続けていくことだ。
(踊ることが)大好きだよ。
~終わり~
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読んでくださりありがとうございます。
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