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#8『子どもの貧困問題』は他人事ではない

日本中モノがあふれている現在、

「子供の貧困が増え続けている」

と聞いても実感が伴わない方が多いのではないでしょうか。

そんな中、その支援の一つとして「子ども食堂」があります。

この話題ならご存知の方も多いのではないでしょうか。
現在、「子ども食堂」は全国2,000箇所を超えて増え続けている状況です。

「子どもの貧困問題」は相対的貧困からもたらされている社会問題です。

貧困は2種類に区別されており、
衣食住において最低限の生活を営むことのできない絶対的貧困と、
所得水準が国民の年間所得の中央値に満たない水準の相対的貧困と定義しています。

絶対的貧困は生活保護法の適用となりますが、子どもを持つ家庭では「子どもの貧困問題」の解消にはなりません。
同様に相対的貧困家庭も、学費の減免等の処置はありますが、やはり解消にはなりません。

厚生労働省の「国民生活基礎調査」(H28年度)によると、日本の相対的貧困率は15.6%で7人に1人の子どもが貧困状態にあることになります。
貧困状態にある子どもの多くは、学力の低下/低水準、コミュニケーション能力の不足、心の安定を確保できないなど様々な問題に直面しています。

貧困の増加は、
①所得格差は世代を超えて引き継がれ、固定化する。
②所得格差は教育格差を生み世代を超えて引き継がれ、固定化する

等の様々な社会問題を引き起こします。

そして日本財団子ども貧困対策チームの推計によると、貧困がもたらす社会的損失は、43兆円に及ぶとしています。
犯罪の増加や凶悪化は私たちの暮らしを脅かしています。「子どもの貧困問題」もけっして他人ごとでは済まされない問題なのです。

「子ども食堂」「放課後児童クラブ」「放課後子ども教室」などの支援は広がりつつありますが、多くの人が現状を知ることや支援ボランティア、募金等できることに参加する時が来ています。

私も一歩踏み出します。
あなたも半歩でも踏み出しませんか。
自分の大切な子どもを守るためにも。

#貧困 #社会問題 #子ども #子ども食堂 #放課後児童クラブ #放課後子ども教室

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