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アラフィフ・未経験で行政書士試験に挑戦する理由

6月末、私はある決心を固めました。
それは、「行政書士資格を取る」こと。

行政書士は、言わずとしれた国家資格で合格率10%前後の難関資格。
法律を学んだこともないのにそんなに簡単なワケがない。

あまりに無謀なこのチャレンジ、きっかけはある人の言葉でした。

私は墓石関係の会社で働いていますが、お墓を検討するお客様は悩んだり迷われている方も多く、会社として新たに終活事業にとりくむことに。そこで、終活カウンセラーの資格をとり、セミナーや講座を試行錯誤しながらも開始しました。

多くの方のお話を聞くうち、お墓に限らず様々な老後や死後の不安、お金や家族のことで悩む人は本当に多く、終活することで解決できることをもっと広めたいという気持ちが大きくなりました。

お墓を売るより、終活をもっと広めたり教えたりできないかな
本格的に終活を仕事にできないかな?
そんな事を考え、周りの方に相談する日々。

ある日、出会ったばかりの方から言われたのが
「終活だけではやっていけないよ」の一言。
マスコミ関係のお仕事をされているその方は、仕事柄多くの人と接し豊富な知識もお持ちの方。ぐうの音も出ません。

終活カウンセラーは、お一人お一人のお悩みを傾聴し、どこに問題があるのかを考え、適切な処理ができる専門家へつなぐのが大切な役割です。
つまり、失礼を承知で本当にざっくり言ってしまうと、士業の方へお仕事を紹介して終わってしまう。
相談会やセミナー等は開催できるけど、士業ほどの信頼や名声もない。・・・たしかにこれ一本ではどうやら難しい。

でも。
なら、士業になって終活分野を専門とすればよいのでは?
と、また単純に考える悪い癖がムクムクと湧き上がってしまったのです。

まず自分にできそうな士業がないか調べてみると、士業の中でも(あくまで士業の中でも!)わりと簡単そうなのが行政書士でした。
相続の相談や遺言書作成・執行ができ、終活専門として開業ができるのです。

試験は受験資格なし、ほぼ選択問題、6割以上取れば合格の絶対評価。
しかも、合格した最年長は80代というではありませんか!
これは勉強さえすれば取れるやつ!と、またまた楽天的思考が・・・

思い立つと居ても立ってもいられず、通信講座の資料取り寄せから契約まではあっという間でした。今、講座の全範囲の1/4が終わったところです。

試験日は11月10日。
通常、法律を学んだことがない場合は800~1000時間は勉強時間が必要と言われる行政書士。時間が全然足りない・・・
でも、できることを最大限やるしかない。
フルタイム勤務の傍ら、朝1時間・夜2時間勉強すると決め、なんとか試験までに修了するよう進めています。

結果はどうなるかはわかりませんが、今は信じて前に進むのみ。
とりあえずがんばっていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。



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