春の日差しの中で~桜が満開~
皆さんこんにちは♪「#医療系事務職員応援隊」の長幸美です。
福岡は昨日の春の嵐から一夜明け、今日はびっくりするくらい暖かくて、一気に桜も満開に🌸日本で一番早かったそうです。
桜の花が咲く前の、遠目で見ると枝が赤く染まり始め、ひとつずつつぼみがはじけてきて、ふと気付くと一面に桜の花が咲いています。それと同時に枯れ木のように見えている木々の先にちっちゃなちっちゃな葉っぱが!キラキラと輝く季節・・・エネルギーがはじけている感じで、わくわくしますね。
さて、コロナ禍のなか最前線で働かれる医療機関の皆さんはもちろんですが、様々な職種・企業の方々が多大なご苦労をされて、影響をうけてこられたと思います。当初は助成金にしても広く浅く・・・支援の手が差し伸べられ、助かった方も多かったと思います。しかし今では、実際に実績がないと助成金が受けられない・・・仕方がないことだと思いますが・・・
義務教育であっても登校することができず、オンライン授業になり、学校行事が中止になり、本当に不自由な時間でしたね。そんな中、甥っ子の大学の卒業式がオンラインで配信されました。なんとなく神聖な気持ちになるものですね。時は止まることなく刻まれていく・・・
けれど、今時感を感じるものです。なんとなく味気ない・・・
甥っ子が大学を卒業しまして、その卒業式はZOOMで配信されました。
その様子を過程で視聴しておりましたが、見ていた母(祖母)は一言
・・・お葬式みたい・・・
神聖な感じを受けていた私はなんだかがっかり・・・(笑)
まあ、そのようなことにあまり触れたことがない母(祖母)にとっては仕方がないことか・・・
私は医療機関に勤務している間、この時期は改定と年度末が重なり本当にドタバタします。今回の改定では、「連携」がとっても大事な改定です。どうしても医事課の立場が抜けない私は、なんとかこの大変な状況を先生方にお伝えしたいと思っていたのですが、なかなか伝わらず・・・
しかし、この1週間ご連絡をいただく内容が変わってきました。
「リフィル処方箋はやらなきゃいけないの?」
「外来感染対策向上加算の連携って・・・マニュアルなんて・・・どうしたらいい?」
「データ提出って、なんのためにやるの?」
これはクリニックの先生方、事務員さんの率直な言葉です。
これまでは、「点数がどうかわるの~~?」といわれていた先生方。
しかし、少しずつですが、立ち位置や変化を感じていらっしゃる証ではないかと思っています。
急激な変化が医療業界・介護業界に迫ってきています。
しかしそれは以前から「課題」として提示されてきたこと・・・
「あなたの医療機関の立ち位置は何ですか?」
「すべての機能を一つの病院で、診療所で行うことは無理でしょう!」
「立ち位置を明確にして不足しているところは地域の中で補っていきましょう!」
簡単に言うと、これが地域包括ケアであり、地域医療構想・・・
ひとつの医療機関でやろうと思ったら、大変な人材を確保しないといけないのですが、小規模な病院やクリニックでは難しいものです。
そういう時に「自院が何をやろうとしているのか、自院が他とは負けないところは何か、不足しているものはなにか」こうしたことをしっかりとSWOT分析していくと、弱いところを強化するよりも、強みを強化して、弱いところ・・・つまり苦手なところは得意な医療機関や介護事業所に任せて繋がっていくほうが得策だということに気が付くのではないでしょうか?
人も同じです。
私自身、仕事の上で、求められることもありますが、その中でも得意なことや苦手なこともあります。現職についてしばらく・・・4~5年目まではすべてをしないといけない、上司と同じことをやることを求められていると思い、苦しい状況が続いていました。それを上司から求められている~と思っていました。日々の話の中で、そう求められていると思い込んでいたのです。
それが、最近少しずつ、「これは苦手です」ということができるようになってきました。それは、自分の「得意・・・つまり強み」に気づいてきたから言えることでもありますし、コロナ禍において、上司の思いを今まで以上に聞くことができるようになったからです。これはコロナ禍における恩恵のひとつです。・・・だってオンラインで毎日1on1ミーティングができるのですから・・・。
私は今、仕事をしつつ、介護や家事の両立に苦労しています。介護を優先すると仕事がおろそかになるのではないか、介護離職とはこのような状態から起こるのか・・・と。
もともと家事はあまり得意ではなく・・・苦手です。ですが、こだわり始めるととことんこだわる性格で・・・やり始めると細かいことまでやらないと気が済まない性格です。でも、仕事をしながらだと、すべて完璧にすることなんて無理なんです。何を許容していくか・・・できない自分を認め許していくことが大事なのかなとも思います。
そう考えていくと・・・私が苦手なことをさらりとやってのける方に心から感謝することができる。そしてお願いすることができるようになります。まずは自分を受入れ、できないことを明確にしていくことかもしれません。
この気づきは、コロナ禍において、一番の気づきかもしれません。
できなくなったこと(失うこと)も多かったのですが、オンラインによるつながりや、このような気づきはコロナ禍で得られた大きな宝物だと思います。皆さんはどのようなことを考えられているでしょうか?
皆さんのお話もお聞きしてみたいと思います。