2022年を振り返って
こんにちは!
久々の更新となりましたが、2022年が終了したということで、昨年聴いたアルバムを振り返り、その中で選んだ作品について書いていきたいと思います。
いわゆる年間ベストという感じではなく、あくまで個人的に選んだ作品をご紹介させていただきたいと思います…。選んだ作品に自分の中で特に順位や点数、定まった評価基準があるわけでもないので、以下の点を目安に選んでいます。
・繰り返し回数を重ねて聴いた。
・歌詞まで読んで、ある程度聴き込んで良いと思った。
・そこまで聴いてないが自分の中で印象に残っている。
・振り返った中で、個人的に触れておきたい。
と、特にまだ消化できていない作品も含まれていますし、まだ聴き逃しているアルバムも沢山ありますが、作品の良し悪し関係なく選んでいます。
振り返っていると、そもそも全体的に聞き込みが足りてないと感じるばかりで、選ぶのは一苦労でした…。
※ 随時更新という形で書きたいと思います。
◎ Harry Styles 『Harry's House』(2022.5.20/Columbia)
2022年といえば…いうと、やはりすぐ彼のことが浮かんできました。わざわざ私が触れる必要もないくらい、世界中で大ヒット、評価的にも話題になっていると思いますが、やはりを2022年を語る上では、個人的にも外せないくらい良かったと思えるアルバムでした!今作でアルバムとしては3枚目になり、前作あたりから私も聞いていて、何となく良いなくらいに思っていたのですが、今作でガーンとくらってしまったようで、聞いた回数も多かったと思います。ネットで調べつつですが、歌詞もアルバム通して読んでみて、すごく良かったです。来日公演も行きたい!
※ 以前からハリーと作品を作っている、Kid HarpoonとThomas Hullの2人が参加しているMaggie Rogersの2ndアルバムも良かったです!
※ 2022年5月のblkswn jukeboxのURLを引用させていただきますが、ハリー
・スタイルズのライブ時?のドラマーであるSarah Jonesが知れたのも良かったです。他の話も面白いのでぜひ聞いてみてください。
◎ Sorry 『Anywhere But Here』(2022.10.7/ Domino)
イギリス・ロンドンを中心に活動するバンドで、今作は2ndアルバムになります。シングル「Let The Lights On」は、曲単位でいうと今年一番聴いたのではと言えるくらい好きな曲でした。アルバムとしては、まだ聴き込めていない状況ですが、現時点で言えることとしては、「Key To The City」など、Voのフロウとか楽曲の感じもR&B的?な要素が感じられて、曲作りの面でも凄くユニークで良かったです。以下に1st時点のmikikiさんの記事も引用していますが、ラップ時代を経た上での音楽性という感じで、彼らのオリジナリティも感じられて、すごく好きなバンドだと改めて感じました。
(私の知らない事情も様々あると思いますし、他の若手バンド同様にセールス的にも今作で売れるかなと思ってましたが、今回UKチャートで100位以内ランクインしてないようですね。(前作もリリース当時の評価は悪くなさそうでしたが、年間ベストとかでもあまり見かけなかったような…。悪いことばかり言うようですが、作品は良かったですし、尚更、個人的に推したいと思います!
◎ Girlpool『Forgiveness』(2022.4.29/Anti-)
GirlpoolはLAの2人組バンドで、2015年の1stからコンスタントに作品を出し続け、通算4作目となるアルバムもリリースしましたが、2022年を持って解散するということでニュースにもなっていました。
私が知ったタイミングは2nd『Powerplant』からで、その時から好きになり、過去作含めて追って聞いてきたのですが、現時点で傑作とまでは言えるかは分かりませんが、個人的にも好きで、良かったとは思います。
ドラムなしで2人で弾き語りをしているような初期作品に始まり、楽器を増やしてバンドサウンドを意識したような感じだったり、打ち込みやシンセなど電子音を取り入れたり、彼らも作品毎に音楽性が変化していくタイプのバンドだと思います。初期から変わらない2人の美しいボーカル、コーラスワークは良いところはそのままに、表現の手段は多種多様に広がりつつ、今作も様々な工夫がされていて、新たな面も垣間見える作品だったとも思います。
今後の動向は分かりませんが、まだ未聴であれば、ぜひ聞いてもらいたい作品だと思います。
※2022年6月の「Apple Vinegar 」のPodcastでも触れられていました!ギターの音が良いですよね。
◎ Mitski『Laurell Hell』(2022.2.4/Dead Oceans)
非常に評価が高かった前作『Be The Cowboy』から4年、彼女にとっての通算6枚目となるアルバムです。個人的には非常に好きな作品で繰り返し聞きました。そして、今作で初の全米トップ10入り!(初週にて米5位、英6位)ということで、セールス的にも上昇傾向にあるようです。
今作では長年彼女のプロデューサーを務めているPatrick Hylandのみならず、彼女のディスコグラフィーを見る限り初めての試みともいえるDan Wilson(Adele「Someone Like You」等…)新たな共作パートナーを迎えて制作をしている曲もあります。
c
◎ Black Country, New Road『Ants From Up There』(2022.2.4/Ninja Tune)
リリース時の本当にちょっとした個人的な思い出としては、前述したMitskiとリリース日が同じで、Mitskiのアルバムをより楽しみにしていた私は、お楽しみは後に取っておこうという考えで、先にBCNRのアルバムを聞いたのですが(勿論彼らのことも好きです)、そこからあまりの良さに延々聞いてしまい、Mitskiのアルバムまで中々たどり着けないということがありました。
◎ BLACKPINK『BORN PINK』(2022.9.16/YG Entertainment/Interscope)
彼女たちの音楽、プロデューサーのTEDDY BARKが手掛ける楽曲が大好きで、彼女たちの動向は以前から気にしており、今作も非常に楽しみにしてました!
今年の彼女たちの活動として、新作のワールドツアーのみならず、なんとCoachella2023のヘッドライナーまで務めるということで、今後の活動もすごく楽しみです。
余談ですが…クラシック音楽をサンプリング?というか、取り入れた楽曲を最近耳にするなと思い、同じく韓国SMのRed Velvetの2022年に出た2枚のEPもすごく良かったです。バッハやガーシュウィンをサンプリングした曲がシングルとしてリリースされており曲も凄く独創的で良かったです。