
【産業進化論の動作原理】阿片異聞?
歴史上の話にせよ、現在の話にせよ、阿片問題の扱いは色々とデリケートだったりしますね。
また最近阿片の話が話題になってますが「飴や液状の阿片を薬用としてペロペロ舐める文化圏」と「いきなり喫煙し出した文化圏で急速破滅者の数が違うという話もあった模様。英国、日本、朝鮮半島などは前者。オランダ、アメリカ、中国などが後者。 https://t.co/gH0qCz9Qfa
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) February 11, 2025
江戸幕藩体制下までの日本は、量産に成功してなかった事もあり欧州の様に「どの家庭にも阿片チンキが万能薬として置かれていた」感じではなく「高価な麻酔薬あるいは止瀉薬」という認識だった模様。で、開国後、半島人同様「自分は薬中にならない薬の売人」として暗躍。https://t.co/awPACYNK6b
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) February 11, 2025
なお、インドで大量生産される様になった阿片、最終的にどうなったかというと日本が大量の買い取って麻薬成分を抜いた後、鎮痛剤や風邪薬や咳止めや止瀉薬に調合して薬局に並べる様に。まさかの阿片戦争後日談…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) February 11, 2025
ただし後に中国が急追し、現在輸入元トップに。
サプライチェーン構築上、特例国への依存はあまりよろしくないとされる訳ですが…
それはそれとして、中国やアメリカはともかく「オランダ人は何故阿片を喫煙しだしたか?」が昔からの謎。英国人からは「人を駄目にするジンが英国に持ち込まれたのも名誉革命後の英蘭同君統治期」とも言われていて、なんか国際的に「ジャンキー宗主国」の印象が…https://t.co/ZJl7gpMKrj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) February 11, 2025
そういえば、司馬遼太郎「オランダ紀行」にも「(ベルギーと違って)ビジネス一辺倒で文化的楽しみがなく、酒や麻薬にしか逃げ道がないのである」とか書かれてた様な。https://t.co/oDK2QLbjB8
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) February 11, 2025
ところで大日本帝国時代の歴史資料を紐解くと半島北部(現在の北朝鮮)や満州(現在の遼寧省、吉林省、黒竜江省)の農民による中国向け阿片栽培の話がちょくちょく出てくるのですが、その衣鉢を継いで麻薬密輸を国家事業に育て上げたのが北朝鮮。
しかし極度の貧困の為に「文化がない条件」を満たしてしまい、国内でも麻薬汚染が広まってると考えられています。
そんな感じで以下続報…