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【米国2024年度大統領選】「泡沫事象」が「統計学的事象」に影響を与えていく過程についての一推察。

以下の投稿の続きみたいなもの。

こちらで思いついた「泡沫事象が統計学的事象にウィルス的に影響を与える展開」の検証も兼ねてます。

トランプ大統領第一期(2017年~2021年)時代の悪夢

そして…

正確には「Tumbr大粛清」があったのは2018年12月の事。

原因はこれ。

そこからの零落には歯止めが掛かりませんでした。

アメリカ国民は「山岳ベース事件」「あさま山荘事件」の様な「国内過激派への幻滅」を経ていないという恐るべき現実。

そういえば精緻な現状分析を盛り込んで話題となった米国人作家マックス・ブルックスの終末ホラー小説「WORLD WAR Z(World War Z: An Oral History of the Zombie War,2006年)」でも、米国は「ゾンビそのものの駆逐より、そのドサクサに紛れて自警団が米国中に建設した解放区の駆逐により多くの軍事力を割かねばならず、それによる死者も多数に上った」とされてました。

どうもアメリカには建国理念との兼ね合いもあって武装勢力の暗躍に甘いところがある様です。「山岳ベース事件(1971年~1972年)」や「あさま山荘事件(1972年)」の様に国民全体に「国内過激派への幻滅」が広がる機会がなかった事も大きいかもしれません、

改めて「シアトル解放区事件(2020年)」についてデータ収集。

ここで重要な事…

  • 2010年代前半に4chanやRedditの「ゲッベルス・タイプ=絶え間なくJokeを連発し続ける事で自分を常にHighな状態に保ち続けようと努力し続けているが、その正体は自らは何も信じてないニヒリスト」アカウントがFacebookに残ったデジタルに疎い保守層を扇動したのが「オルタナ右翼」誕生の契機となって遂には「アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件(2021年)」が勃発した様に「シカゴFacebook拷問実況事件(2017年)」や「シアトル解放区事件(2020年)」を起こしたBLM活動家やアンティファの背後ではネットで無政府主義者(ANACHIST)を名乗る「アカウント集団の暗躍があったが、彼らは道義的責任を問われるどころか報道で引き合いに出される事もなかった。ある意味彼らこそ「ウィルス原種」とでも呼ぶべき存在だというのに…

  • 「シカゴFacebook拷問実況事件(2017年)」を起こした3人組はシカゴ警察署長の努力により迅速に逮捕されたが、マスコミはこの事件を報道する事自体を拒絶した。一方「シアトル解放区事件(2020年)」は市長が甘やかした事によって長引き、突入した時点ではもうBLM活動家もアンティファも残っていなかったので「(上掲の様な形でウィルス的存在に扇動された)泡沫宿主」すら逮捕出来なかった。

こうして全体像を俯瞰すると新たな図式が浮かび上がってきます。

  • 2010年代tumbrには主流派(中道左派と中道右派の緩やかな連帯)とリベラル派の二つのコミュニティが存在し、前者を第三世代フェミニストが、後者をラディカル・フェミニストやリベラル・フェミニストが常宿主としていた。

  • (白人リベラリストの他者への無関心に付け込んで)黒人公民権運動残党も潜伏していたが、さすがにBLM運動を暴動や略奪に煽動する彼らが「黒人の代表」と認められていた訳でもなく「2019年の大粛清」まではそれほど目立った活動を見せなかった。

  • Tumbr主流派内のLGBTQAコミュニティから平和維持の為に追放した「異性への憎悪を煽る同性愛者」や「あらゆる性表現に拒絶反応を示す無性愛者」はリベラル系コミュニティに潜伏したが、「2019年の大粛清」を契機にLGBTQA代表を名乗って蜂起するまで、やはりそれほど目立った活動を見せなかった。

  • TumbrやFacebookリベラル層への寄生に失敗したRedditや4chanの不満層は(少なくとも一部の)Facebook保守層の規制には成功。これに過激化したRedditや4chanの不満層が新たに寄生する形で「オルタナ右翼」が形成され、様々な事件を起こした。

  • BLM運動は明らかに黒人公民権運動残党に寄生されていたが、リベラル派はあえて見て見ぬ振りを続けてきた。ここにネット上の無政府主義者(ANACHIST)に寄生された(もしくは彼ら自身が招聘して編成した)アンティファが合流する形で様々な事件を起こした。

もちろん、こうした展開はアメリカ社会全体の規模と比べれば全部合わせても泡沫事象に過ぎず、また(それへの拒絶反応含め)「トランプ大統領誕生」を頑なに認めないマスコミの扇動と完全に無縁でもなかった訳ですが、以下の点で気がかりを残します。

  • 2010年代を騒がせた「異性への憎悪を煽る同性愛者」や「あらゆる性表現に拒絶反応を示す無性愛者」が今やすっかり消息を絶った一方、2020年代にはトランスジェンダー問題が急浮上してきてラディカル・フェミニストとリベラル・フェミニストの対立を激化させた。実はこの問題連続しているのでは?

  • ジョー・バイデン大統領時代(2021年~2024年)にはすっかり域を潜めた左派暴力だが、今回の大統領選でトランプが勝利した事からまた息を吹き返すのでは?

まぁ現時点では何も言えません。とりあえず記録がてら残しておいて後は様子見という感じですね。

中央のイデオロギー党争とは無縁のアメリカ先住民

こうして私の懸念のサイズ感が確定した事で、修正しておくべき箇所が発生しました。

そもそもネットではアメリカ先住民当事者が統計学的事象はおろか泡沫事象として現れる事もないので以降は可能な限り触れないものとします。以前、プルドーベイ油田を掌握し共和党と全米ライフル協会の強力なサポーターになってるアラスカ・エスキモーの事を調べた事がありますが、そこでもやっぱり「ちゃんと調べずに迂闊な発言は出来ない」と思い知らされた次第。まぁアメリカの事情については一時が万事そんな感じですが…

とりあえずこちらがらみでも一波乱ありそうだ?

もう戦いは始まってる?

民主党敗北で再び台頭してきたサンダース議員

メインストリームはあくまでこちら。

トマス・ピケティの預言が当たってしまった?

ここへおもむろにバーニー・サンダース議員が登場。

とはいえこんな指摘も。

ここもでの流れを見ても私は米国左翼をあまり信用していないので、こういう意見が気になります。確かに時期的にも合うとも?

とりあえずメモがてら。そんな感じで以下続報…

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