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【対陣地戦用弾薬庫】「ツイフェミ」や「反生成AI派」は「反ワク派や親露派にまではなりきれない迷妄アカウントの自分探しの旅」?

こちらの投稿の続き。

https://twitter.com/YazMatsuki/status/1850730114021306637

プロパガンダは、特定の思想、信念、またはアジェンダを広めることを目的とした情報活動であり、個人や集団の意見や行動を影響し、操作することを狙っています。政治的な宣伝、広告、社会的運動など多岐にわたる分野で使用されますが、常に特定の目標や結果を意識して情報が選別・操作されている点に特徴があります。プロパガンダの特徴と限界について以下で説明します。

プロパガンダの特徴

一方的な情報伝達
プロパガンダは、特定の目的に沿った情報を一方的に伝えるものであり、反対意見や事実の複雑さはしばしば無視されます。情報は受け手に対して意図的に選別され、都合の悪い情報は隠されることがあります。このため、受け手は偏った視点しか受け取れず、自由な判断が阻まれることがあります。

感情に訴える
プロパガンダは、受け手の感情に訴えることで強い影響を与えようとします。恐怖、憎悪、愛国心、希望、恐怖などを喚起し、理性的な判断を超えて人々の行動を誘導することが目指されます。ナチス・ドイツのプロパガンダや冷戦期の両陣営の宣伝活動は、恐怖と敵意を利用して人々の感情を操作する典型例です。

シンボルやイメージの利用
短いフレーズ、スローガン、シンボル(国旗や有名人、特定の色など)を使用して、受け手が感情的に反応しやすいメッセージを作成します。視覚的なプロパガンダも有効で、ポスターや映像、グラフィックを通じてメッセージを簡潔かつ強力に伝えることがよく行われます。

メディアの利用
プロパガンダは新聞、ラジオ、テレビ、インターネットなど、利用可能なすべてのメディアを駆使して広まります。歴史的には新聞やラジオ、テレビがプロパガンダの主要な媒体でしたが、現代ではソーシャルメディアやインターネットが新たな舞台となっています。特に、インターネット上でのフェイクニュースやバイラルメディアの影響力が増しており、より広範囲に素早く情報が拡散されるようになっています。

敵対者の悪魔化
プロパガンダの一環として、敵対者を極端に悪魔化したり、反対意見を無価値で危険なものとして描くことがあります。これにより、対立を深め、共通の「敵」を作り出すことで、プロパガンダの支持者を団結させます。戦時中や政治運動では、この手法が頻繁に使われます。

集団行動への誘導
プロパガンダは、個人ではなく集団としての行動を促すことを目指すことが多いです。これにより、社会的圧力を利用して、個々の意見や行動を集団の目標に合わせるようにします。集団行動に訴えることで、個人が「自分は正しいことをしている」という認識を強化させ、反対意見を持つことに対する心理的抵抗を高めます。

プロパガンダの限界

受け手の批判的思考
受け手が批判的な思考を持ち、情報の信頼性を評価しようとする場合、プロパガンダの効果は限定的になります。特に、インターネット時代においては、複数の情報源にアクセスできるため、プロパガンダの意図が露見する可能性が高まります。リテラシーの高い人々は、偏った情報や不確かな内容に対して警戒心を持ちやすく、プロパガンダが効きにくくなります。

長期的な信頼の喪失
プロパガンダは短期的には効果があるかもしれませんが、長期的には信頼性を損なうリスクがあります。意図的に誤った情報や偏った情報を伝えることで、発信者に対する信頼が失われると、再び同じ手法を使っても受け手は信じなくなります。このようなケースでは、逆効果となり、発信者への不信感を増幅させることさえあります。

相反するプロパガンダの存在
プロパガンダは一つの勢力やグループによって行われるとは限らず、対立するグループもまた同様にプロパガンダを展開します。結果的に、受け手は複数の矛盾するメッセージにさらされることになり、どちらの情報も信じなくなることがあります。この情報の洪水状態では、どの情報が真実なのか判断することが難しくなり、混乱が生じます。

現実との矛盾が明らかになる
プロパガンダは現実の問題を覆い隠そうとすることが多いですが、現実の事象や経験と大きく乖離している場合、受け手はやがてその矛盾に気づきます。例えば、経済的困難や戦争の真実など、プロパガンダで覆い隠そうとしても、人々が日常生活で直面する現実からは逃れられません。その結果、プロパガンダの効果は減少し、反発を招くこともあります。

多様な意見や価値観への対応力の欠如
プロパガンダは、単純なメッセージを効果的に広めるため、複雑な現実や多様な価値観に対応する力が乏しいことがあります。特にグローバル化が進む現代社会では、多様な文化的背景や価値観を持つ人々に対して、単一のメッセージだけで影響を与えることは難しくなっています。このため、同じプロパガンダが異なる地域や集団で異なる反応を引き起こすことがあり、その普遍的な効果が限られることもあります。

結論

プロパガンダは、情報を一方的に伝え、受け手の感情や行動を操作する強力な手法ですが、その効果は状況や受け手の批判的思考、現実の状況と整合するかどうかによって制約されます。短期的には有効でも、長期的には信頼を失うリスクがあり、情報の多様化やインターネットの普及によってその効果は相対的に低下してきています。

ChatGPTに質問「プロパガンダの特徴とその限界について教えてくださし。」

長期的効率を考えると「現実との乖離が最小限の」ホワイトプロパガンダが最優秀とされるでもある訳ですね。

「白色宣伝( white propaganda, ホワイト・プロパガンダ)」とは、情報源を公言するプロパガンダである[1][2]。プロパガンダのもっとも一般的な形式である。敵対者側から発信されたと称し、実際には故意に作り出されたものである「黒色宣伝(black propaganda, ブラック・プロパガンダ)」や、情報源もしくは作成者が全く特定できない「灰色宣伝( Grey propaganda, グレー・プロパガンダ)」と比較して、政府機関など公然と確認できる情報源に通常由来するものであり、より穏便な説得工作と見なされる。概して標準的なパブリック・リレーションズ・テクニックを利用し一方的な主張を開陳する。

上♪系Wikipedia「白色宣伝」

ところが…

人はなぜワクチン反対派になるのか―コロナ禍におけるワクチンツイートの分析―

分析は主に 3 つの視点から行われた。第 1 に、ワクチン賛成派と反対派を比較し、反対派の特徴を明らかにした。第 2 に、コロナ禍以前から反対派であったユーザとコロナ禍以降に新規に反対派になったユーザを比較し、新規に反ワクチン的態度を持つようになったユーザの特徴からワクチン反対派になる「きっかけ」を明らかにした。第 3 に、政党やその党首のアカウントのフォロー率を分析することで、新規にワクチン反対派になったユーザの政治的特徴を明らかにした。

第 1 の分析からは、ワクチン反対派は賛成派と比べて政治的関心が強いことが明らかになった。右派的な傾向を見せるユーザもいるが、リベラルな傾向を見せるユーザの方が多数派を占める。一方、ワクチン賛成派はワクチンに関するツイートやリツイートはしているものの、主にゲームやアニメなど私的な趣味への関心が強く、政治への関心は弱かった

第 2 の分析からは、コロナ禍以前からワクチン反対派であったユーザは特に政治的関心が強くリベラルな傾向を見せるのに対して、コロナ禍以降にワクチン反対派になったユーザは政治的な傾向が弱いことが明らかになった。一方、コロナ禍以降にワクチン反対派になったユーザは陰謀論やスピリチュアリティに関する単語がツイッターのプロフィール文に頻繁に表れることが明らかになった。例としては「三浦春馬」「集団ストーキング」「テクノロジー犯罪」「波動」「宇宙」「スピリチュアル」「柔軟剤」などが挙げられる。したがって、コロナ禍以降に新規にワクチン反対派になった人々は陰謀論やスピリチュアリティに対する関心がきっかけとなって反ワクチン的態度を持つようになった可能性が示唆される。

第 3 の分析からは、コロナ禍以前からワクチン反対派であったユーザは立憲民主党やれいわ新選組、日本共産党のアカウントをフォローする率が高いのに対して、コロナ禍以降に新規にワクチン反対派になった人々はこうした既存の政党をフォローする傾向が弱いことがわかった。しかし、コロナ禍以降に新規にワクチン反対派になった人々は 2022 年 3 月から 9 月にかけて参政党のアカウントをフォローする率が急上昇しており、陰謀論やスピリチュアリティをきっかけとして反ワクチン的態度を持ち、さらに反ワクチンを掲げる参政党への支持を高めた可能性が示唆された。

これらの結果は、コロナ禍における新たなワクチン反対派は政治的な傾向をベースにしたものではなく、陰謀論やスピリチュアリティをきっかけとしたものであることを示している。しかし、いったん反ワクチン的態度を持つようになると、反ワクチンを掲げる参政党への支持を強め、このことが 2022 年参院選における参政党の議席獲得に貢献した可能性がある。実際、参政党は国際ユダヤ資本などの陰謀論、「風の時代」などのスピリチュアリティ関連語を選挙キャンペーン中に用いており、こうしたトピックに関心を持つ人々に支持を訴えていた。このことは、陰謀論やスピリチュアリティをきっかけにワクチン反対派が国政において代表されるに至るプロセスを示している。

上掲「人はなぜワクチン反対派になるのか―コロナ禍におけるワクチンツイートの分析―」

考えがそういう段階に到達した時点で以下続報…

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