【産業進化論の動作原理】ポピュリズム台頭の背後に不平等感の蔓延? 9 Yasunori Matsuki 2025年1月6日 06:08 そもそもの要因は「産業革命時代のキャプテン・インダストリー」みたいな成功learnストーリーが思い描き難くなったせいとも。「キャプテン・インダストリー(captain of industry)」とは、主に19世紀後半から20世紀初頭にかけて、産業の発展を大きく牽引した企業家や実業家を指す言葉です。この言葉は、特にアメリカ合衆国やイギリスで使われており、大規模なビジネスを築き、技術革新や産業革命を推進した人物を称賛する際に用いられます。キャプテン・インダストリーには以下の特徴が見られます。1. 企業家精神: 創造的で野心的なビジネスリーダーであり、新しい製品やサービス、ビジネスモデルを導入した人物。2. 産業発展の推進: 鉄道、石油、鉄鋼、自動車など、重要な産業を発展させ、経済成長を牽引した。3. 大規模な富と影響力: 彼らはしばしば巨大な富を築き、その影響力は経済だけでなく政治や社会にも及んだ。4. フィランソロピー(慈善活動): 多くのキャプテン・インダストリーは、成功した後に社会貢献として、教育、医療、公共施設への投資や寄付を行った。アメリカでよく知られるキャプテン・インダストリーの例には、鉄鋼業で成功したアンドリュー・カーネギー、石油業で巨大な企業を築いたジョン・D・ロックフェラー、鉄道業を推進したコーネリアス・ヴァンダービルトなどが挙げられます。一方で、これらの実業家が労働者を酷使し、不公平な商慣行を行っていたとして「強欲な資本家(robber barons)」とも批判されることがあります。彼らの成功には労働条件の悪化や競争相手の排除といった負の側面も伴っていたため、評価は賛否両論です。chatGPTに質問「キャプテン・インダストリーの概念について教えてください」なぜポピュリズムが浸透しているのか。一つの理由として、現在の若者世代が経済成長当たり前という状況を経験せず育ってきた、それゆえに世界をゼロサムでしか観ることができず、プラスサムの発想がないという点が大きいのではと。ハーバード経済学者チームの調査らしい。https://t.co/G43VAHhmIH— 臼井陽一郎 / Yoichiro Usui (@usui1965e) January 1, 2025 以前、#NHK で、確か、Thomeczek @jpthomeczek さんが、「今日の欧州の若者たちは世界における勝ち組としての経験を(かつての世代と異なり)していないこと」を指摘されていました。私も勝ち組としての経験は無いとはいえ、#ポピュリズム を解答とは見做さないだけに、その違いが気になります。— Kanade Akiyoshi (@KanadeAkiyoshi) January 1, 2025 アメリカでは、ジェフ・ベソス、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットの3名の総資産合計と下位50%の1億7千万人の総資産の合計が等しいというこの極端な格差を前提とすると、成長はするがその果実の分配がゼロサムだという感覚を持っているのではないか?#ポピュリズム https://t.co/2tbjRfBS9a— 中山まさひで@令和の一人時事放談 (@bintla689) January 1, 2025 「忘れ去られた人々」の怒りが描く未来:ポピュリズムの脅威と可能性#アサド政権 #イスラエル #ガザ #シリア #トランプ #バイデン #ポピュリズム #宮家邦彦 #韓国https://t.co/CKqghy3jXY— @japan_indepth (@japan_indepth) December 18, 2024 こんな話も。世代が若くなるにつれ、右派ポピュリスト政党への支持が増えていくという、実に確固とした傾向。2025年、オーストラリア、カナダ、ドイツ、ノルウェーで、現政権が大きな敗北、右派ポピュリスト政党が躍進、という見通し。FTの年末デモクラシー特集、勉強になった。 pic.twitter.com/Cs2XzpufAf— 臼井陽一郎 / Yoichiro Usui (@usui1965e) January 1, 2025 そんな感じで以下続報… ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #ポピュリズム #産業進化論 #キャプテン・インダストリー 9