【政治進化論の動作原理】最前線に出たがる政治家とは? 11 Yasunori Matsuki 2025年1月17日 08:28 取り急ぎメモがてら。【2021年】・チャドのデビ大統領、前線視察中に負傷し死亡。・エチオピアのアビー首相、前線で指揮を執り戦局を逆転させる。国家指導者が戦場に行く例は現代でも普通にあるので、そんな事を強要しても戦争は無くなったりしないですよ。 https://t.co/ZaI6f8GNKp— JSF (@rockfish31) January 10, 2025 こういう現実的に実施不可能な事を唱える反戦平和主義者の人は昔から居るけれど、軍人上がりの政治家が幅を利かす未来しか見えない。 pic.twitter.com/87Fr2tijjD— JSF (@rockfish31) January 10, 2025 皇帝ナポレオン三世「わーい、やっぱり最前線で指揮してこその最高統治者だよね‼︎」https://t.co/0CHGvlNga3— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) January 10, 2025 「こんな無能な君主の指揮下で犬死したくない」なる理由でスイス傭兵が傭兵産業から足を洗う契機となったともされる伝説の「軍人としては無能な人」…https://t.co/1O7yRdiuWr— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) January 10, 2025 そして…「敗戦を解放として迎え、占領軍の「太平洋戦争」史観を自らの信奉する普遍的原理と一致するものとして心から受け入れた一部の知識人たちは、戦後の言論指導者として「二重の錯誤」の普及に貢献したのであるが、彼らは「好戦国」対「平和愛好国」という二分法を異議なく受け入れたばかりでなく、それを…— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「「専制主義」対「民主主義」というのは、大正デモクラシー以来、リベラリストの愛用してきた尺度であり、「絶対主義」対「ブルジョワ民主主義」というのは、昭和初期にはじまる日本資本主義論争以来、いわゆる「講座派」系マルキストの理論を中心として普及してきた尺度であった。」— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「青年期に大正リベラリズムの空気を胸いっぱいに吸いこんだ世代は敗戦で四十代を迎え、昭和初期のマルキシズムの波をかぶった世代は敗戦をほぼ三十代で迎えた。彼らには敗戦と同時に言論活動を展開しうる蓄積がすでにあり、しかも環境は申し分がなかった。戦時中とは逆の言論抑圧のもとで、彼らのワン…— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「しかし、リベラリストとマルキストの価値尺度がいちおう矛盾なく重なりあい両派の言論が占領政策の線にそって幅広い共同戦線を展開しえたのは、たかだか一九五〇年ころまでであった。そのころまでは占領軍のイニシアティヴによる民主化と非軍事化の時期であり、「太平洋戦争」史観が占領政策の指針と…— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「それまで民主化と非軍事化を目標とする占領政策の線にそって協力しえた言論人たちは、この時以来、徐々に、反共・再軍備派と反米・反軍備派とに分裂する。」— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「占領軍司令官マッカーサーが、一九四九年七月四日に「日本は不敗の反共防壁となるであろう」という声明を発表したとき、すでに、占領政策は民主化と非軍事化との方向から反共と再軍備の方向への転換準備をほぼ完了していたのである。」— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「新しい占領政策の方向はすでに一九四七年ころから米陸軍省を中心として検討が進められていたが、一九四八年一月六日、ロイヤル陸軍長官は日本占領政策の全面的再検討の必要を指摘し、「今後極東におこるかもしれない他の全体主義(共産主義をさす)による戦争の脅威に対する防壁の役目を十分にはたしう…— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「この時点でアメリカ陸軍当局が対日政策の転換に強い関心を示すようになったのは、中国革命の進展にともなう東アジアの戦略体制の全面的な改訂の必要にもとづくものであった。中共軍は、四七年九月二十日、国府軍にたいする総反攻を宣言し、翌四八年十二月には北京に入城し、四九年四月には南京を攻略…— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「ともあれ、占領政策が民主化と非軍事化を目標とする初期の容共・反軍備のラインから反共・再軍備のラインへの転換を完了したころには、反ファシズム共同戦線を前提とする「平和愛好国」対「好戦国」という価値尺度は効力を失い、それにかわって「自由諸国」対「全体主義諸国」という新尺度が登場し、…— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「この新尺度がはじめて公文書に登場したのは、おそらく、一九四七年三月十二日の「トルーマン宣言」であろう。これは「大西洋憲章」によって提示された反ファシズム統一戦線の綱領とは相容れない正確をもつ反共統一戦線の綱領であった。かつてファシズムを指した「全体主義」という用語の悪玉的印象が…— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 「一九四六年十一月三日に成立した日本国憲法が「大西洋憲章」のラインに属するのにたいして、一九五三年四月二十八日に「平和条約」とともに発効した「日米安全保障条約」は、明らかに「トルーマン宣言」のラインに属する。」— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) January 10, 2025 そんな感じで以下続報… ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #産業進化論 #不可視の可視化 #皇帝ナポレオン三世 11