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【第三世代フェミニストの弾薬庫】米国ボーイスカウト界隈の全滅?
フェミニストと同性愛者にとって都合の悪い「男性性の牙城」ボーイスカウト文化。それ故に米国では殲滅されてしまった?
「ボーイ・スカウトの少女化」を訳してみた。少年たちは悲惨な状態にある。高潔さ、自制心、卓越性を目指して努力するように彼らを促す組織があればよかったのに。もちろんそれは存在する。いや、存在した。その組織に何が起きたのか。ヘザー・マクドナルドが解説します。https://t.co/YYJKVIWYRr pic.twitter.com/kEsEi2MsFd
— tarafuku10 (@tarafuku10) January 10, 2025
男性、そして男性になることを目指す少年たちは悲惨な状態にある。高潔さ、自制心、卓越性を目指して努力するように少年たちを勇気づける組織があればよかったのに。いやいや、そのような組織は既に存在する。少なくとも存在した。それが解体されるまでは。 pic.twitter.com/3WoyaSEABM
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男らしさの最良の部分を象徴していた名高い組織、ボーイ・スカウト・アメリカ連盟(Boy Scouts of America)はもう存在しない。それはスカウトBSAという名に変わった。 pic.twitter.com/qfz4YWkELX
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「ボーイ (Boy)」という単語は同団体の広報資料から消し去られ、「若者(Youth)」という言葉に置き換えられた。たとえば、「100年以上にわたってスカウト活動のプログラムは、スカウトの誓いに記された価値を若者に植え付けてきた」のようにだ。 pic.twitter.com/4qv3CsRH6v
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ボーイ・スカウト連盟がなぜ、どのように破壊されたのか。それは、進歩派左派がどのように組織に忍び込み、それを抜け殻にしてしまうかを知るためのケース・スタデーとなる。 pic.twitter.com/pfsuPhoqjj
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ボーイ・スカウト連盟は恰好の的だった。健全かつ愛国的。そしてなんといっても男性なのだ。フェミニストと同性愛者支援団体は「包摂性」を欠いているとして同組織を相手取って訴訟を起こし始めた。 pic.twitter.com/sYFUwaYiOX
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2015年、スカウト連盟は、同性愛者であると公表した人が隊長になることを初めて許可した。次はトランスジェンダーの団員だった。2019年、スカウト連盟は少女を受け入れ始めた。それほど間をおかず、スカウト連盟は初めて多様性最高責任者兼多様性および包摂性担当ヴァイス・プレジデントを雇った。 pic.twitter.com/sxtR8zTSvc
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スカウト連盟CEOのロジャー・クローンによるこのリブランディングの総括は完璧だった。彼は、ボーイ・スカウト・アメリカ連盟からスカウトBSAへの名前の変更により、「誰もが本当の自分を表現する」ことができ、誰もが歓迎される、というメッセージを伝えることができるとAP通信に語った。 pic.twitter.com/hLRpURghId
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これらすべては、男性の価値を尊重すること、または単にその存在を認識することが、これまで以上に必要とされるときに起きた。 しかし、もちろんそれが狙いなのだ。すなわち、ボーイ・スカウトを去勢することだ。良き男性を育てようと企む組織ほど恐ろしいものがほかにあるだろうか、というわけだ。 pic.twitter.com/FHXQb70hlh
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ボーイ・スカウト連盟は20世紀の初頭に設立された。イギリス人の退役軍人であるロバート・ベーデン=パウエルは、ロンドンのスラムで見た行き場をなくした少年たちの姿に絶望した。正直、忍耐力、自立精神というビクトリア時代の美徳が彼らには欠けているように感じられたのだ。 pic.twitter.com/NiyECB4QwA
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ベーデン=パウエルは、英雄的行為への少年の憧れと騎士道精神を組み合わせ、それを野外活動の魅力で包み込むような組織を思い描いた。彼と北米の共鳴者たちは、男らしさとは自己犠牲と気高さであると考えていた。 pic.twitter.com/azKNTk4seJ
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チーフ・スカウト・シチズンという称号を受けたセオドア・ルーズベルトは、1915年にボーイ・スカウト・アメリカ連盟に対してこう言った。「最も厳格な意味での男らしさは、無私の精神で他者の権利や利益を気遣うことができるし、またそうでなければならない」。 pic.twitter.com/yZbhoQl2Fa
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少年だけの組織の価値は、ボーイ・スカウトの設立者や指導者たちには自明だった。男性同士の仲間意識は、軍事的および市民的な犠牲を喜んで引き受けるという男性的な意欲を強調する。少年たちは互いに競い合い、互いに痛めつけ合い、それと同時に互いを高め合う。 pic.twitter.com/YQNE0L0fm8
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彼らは模範となる大人の男性を求めている。それは理想的には父親だが、父親がいなければ、男性的な美徳を体現する父親代わりの人物である。父親代わりは架空の人物でもよい。少年の大志は、男性的な勇気と偉業の達成という物語によって刺激されるのだ。 pic.twitter.com/TIiSvCQkDi
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今日、アメリカの少年たちは父親の不在に苦しんでいる。20世紀の前半には、少年は父親を戦争や労働災害や結核で失ったが、現在の不在の理由は保護者としての無責任である。 pic.twitter.com/dkLpEg13xu
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2022年、アメリカのすべての新生児のうち、40%がシングル・マザーから生まれた。黒人に限れば、これは69%という壊滅的な数字になる。ヒスパニック系では53%超が未婚の女性から生まれている。白人の婚外子の割合は27%。白人の低所得者層ではこの数字は2倍になる。 pic.twitter.com/thUDRWnMas
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構造の欠如、次々と入れ替わる母親の不甲斐ないボーイフレンド、そして一貫性のないしつけなど、典型的な父親不在の家庭で最も苦しむのは少年だ (もちろんこうした混沌にも例外はある)。 pic.twitter.com/lrKf1lpo9s
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家族の解体と男性の価値の毀損は時を同じくして起きた。これにより、象徴的な父親像と触れあう可能性すら失われていく。テレビや映画における好ましい男性登場人物は、多くの場合、間抜けや虐待者に取って代わられた。 pic.twitter.com/SAhTdzDCW0
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フェミニズムはゼロサムだ。男性を貶めることで女性を持ち上げる。「有害な男らしさ」という概念は、米国心理学会が伝統的な男らしさを深刻な問題だと宣言する何十年も前から存在した。競争性、禁欲、他者を養いたいという願いなど、文明の創造の基礎となった特質は、称揚すべき振舞いではなく、… pic.twitter.com/prYH6ND76i
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...恐れるべき振舞いであると米国心理学会は宣言したのだ。
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セオドア・ルーズベルトがこうした風潮をどう考えたかは想像に難くない。ルーズベルトやベーデン=パウェルは、少年たちに時代を超えた無私無欲の価値観を教え、彼らが良き男性、そして素晴らしい夫や父親になることを手助けしたいと考えた。 pic.twitter.com/BAjlsIbopD
包摂性の名のもとに「少女(Girl)」という言葉を外せとガール・スカウト連盟に申し入れる人もいなければ、入団条件を少女に限ることに異議を唱える人もいない。存在と伝統をキャンセルするように求められるのは男性だけである。ボーイ・スカウト・アメリカ連盟から「ボーイ」を消し去ることで、… pic.twitter.com/lTiMBZyJGZ
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…進歩的左派はアメリカを代表する組織をまた1つ破壊したのだ。
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今やボーイ・スカウト連盟は存在しない。蘇る日は来るだろうか。そのために必要なのは何人かの良き男性たちだろう。 pic.twitter.com/QmxdoViDlf
マンハッタン・インスティチュートのトマス・W・スミス・フェローのヘザー・マクドナルドでした。(了)
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英文スクリプト: ↓https://t.co/Fz3O4rPxce
おまけ:
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クリスティナ・ホフ・ソマーズによる同様のテーマの動画です。タイトルは『対男の子戦争』の方がよかったかなと今になって思っています。https://t.co/8mEAvo5kv6
こ、こんなことが起こってたのか、
— 狸穴猫/松村りか (@mamiananeko) January 11, 2025
米国、ボーイスカウト https://t.co/a3ZKCyKKPf
そんな感じで以下続報…