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STEVE GADD BAND at 山形テレサ

2024年1月12日、観てきましたよ。大先生。山形舐めたらあかんで。こんなコンサートを主催できるなんて。

愛車を飛ばして山形へ。1時間半ほどで山形駅近くのホテルに到着。15時半頃。Nスタ見ようとしたら、やってねーの。しょーがねーから、煙草を吸いながらフジ系のニュースを見る。どこかに行ってもよかったのだけれど、本番前に疲れていられないので、時間までホテルでゆっくり過ごした。

18時、ホテルを出る。歩いて行こうとしたら、結構かかることが GOOGLE MAP で判明。山形駅まで行って、タクシーに乗る。会場には開場時間に到着。グッズ売り場で、楽譜と直筆サイン付きバイオ的な本を購入。現金しか使えないというので、1万5千円とっぱらい。Tシャツも買えばよかった。ある程度現金を残しておきたかったので、諦めた。通販してくれないかな、BLUE NOTE TOKYO 。

大先生のサイン

座席は前から2列目ど真ん中の超良席。ヘッダーの写真の通り、全く無駄のないシンプルなセット。さあ開演か、という頃に地元の友人が2席隣に来た。来ることは知っていたけどこんなに近くの席とは。お互いびっくりする。ひとしきり話していたら開演。

一言で言えば、「こーゆーのでいいんだよ」というライヴだった。クラプトンのバックの大先生を観たが、ネイサン・イーストという最高の相棒がいるにも関わらず、ちっともそれを生かし切れていなかった。クラプトンは大先生を精神的に頼っていたようだが、ソロを叩かせてもらえるわけてもなく、つまらなかった。

ガッド大先生といえば、スティーリー・ダンの『aja』だ。あの、ウェイン・ショーターの後ろで炸裂するやつだ。ドラムマガジンのドラマーズ・ドラマー特集で、殆どのドラマーが選んでいたアルバム。あれを聴かなかったら、今のおれはない。スティックも大先生モデルだ。あれが、一番しっくりくる。

目の前に、『aja』の大先生がいた。無駄の一切ないステージ。おれも、50半ば過ぎて、ようやく開眼したようだ。もう、ロックやポップスは必要十分でいい。それくらい、インパクトのあるライヴだった。ブレッカー・ブラザーズ・リユニオンとこれを体感したら、誰だってそうなる。

友人の気配りで、程なくホテルへ。コンビニの不味いうどんをブラック・コーヒーで流し込んで『沈黙の金曜日』。テレビを見ながら iPad で NHKAM を流す。24時半に、NHKで Perfume が生島ヒロシさんとゴッホの「ひまわり」の解説をしていたので食い入るように見る。その後就寝。

やたらこっ早く起床してインスタを上げる。朝飯はファミマの黒豚肉まんと普通の肉まんとブラック・コーヒー。美味かった。テレビ見ながらしばしのんびりして、10時半チェックアウト。南陽市赤湯の龍上海へ直行。1時間以上並んで、辛味噌チャーシューメンを食らう。これも今回の目的のひとつだったので満足。

物産展でも行くべか、と思って愛車を転がしていたら、カラカラと嫌な聞き覚えのある音が。なんつーんですか、右側のタイヤ装飾部分が外れてた。吹雪く中、寒さでやられたのだろう。ディーラーに電話して、仮止めするようアドバイスを受け、これは保険会社よりも JAF やなということで呼ぶ。こんな(失礼)田舎でも直ぐに駆けつけてくれて、応急処置。 JAF も舐めたらあかんで。

物産展はかなりの規模なものに豹変していた。スイーツを2つほど食らって帰途へ。16時半頃に帰宅。

流石に疲れたのか、13日夜は JAZZ TONIGHT を聴いてテレビ見て、翌朝昼過ぎに起床。ディーラーに電話をして、愛車を直してもらう。全く、 Classic Mini は駄々っ子のようだ。

今になって、見逃したジャズのライヴの多さに愕然とする。ジャズ雑誌、購読しようかな。クイーンなんて観ている場合じゃないのだ。

Tシャツの通販はどうやらなさそうだ。残念。まだまだ大先生国内ツアー中。追いかける程の財力はない。

2024年1月15日記。

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