企業の勝ちパターンが変化している今、やるべきこと。NO、4
2020年春、新型コロナウイルスが全世界を遅い、社会の常識や認識に大きく変化が起こりました。
2021年の現時点でも、まだまだ、新型コロナウイルスの影響は鎮まる気配をみせません。
現代は、テクノロジーの進化によって、あらゆるものを取り巻く環境が複雑さを増し、新型コロナウイルスの出現により、将来の予測が困難な状況になりました。
VUCA時代を乗り越えるために
冷戦時代の混沌とした社会を、軍事用語で「VUCA」と表しましたが、2020年のコロナ出現以降、VUCAという言葉がビジネスの世界でも、ちらほら聞かれる言葉になりました。
VUCA(ブーカ)とは、将来の予測が困難な状況を示す造語です。
では、予測が困難な今、IT技術の急速な進歩や新型コロナウイルスの感染拡大によって、これからの企業は、どのような取り組みを行うことが良いのでしょうか?
企業である以上、利益を上げなければなりません。
ですから、常に変化に対応するために、スキルアップや学び直しを行い、興味のある新しい分野に挑戦しなければなりません。
そのためには、どんな状況においても、困難に立ち向かうパワー、どんな状況でも折れない心、そして、いつでも柔軟に物事が考えられる頭脳が必要です。
先日、ある企業のトップが45歳定年説を説いて、大炎上していました。
しかし、今後、今までのような、いわゆる日本型の雇用システムを継続するのは難しくなっているのが現状ではないでしょうか。
しかし、企業の根幹は人です。
今後は、多用な価値観を持つ、多彩な人材を適材適所で活用する方向になるのだと思います。
一つの目標に対して全員が「右向け右」で取り組むのではなく、常に新たな風を取り込み、イノベーションを生む組織づくりに取り組まなければならなくなることでしょう。
そして、人口減少と共に、働く人の高齢化も本格的なものになってきます。
ここで、企業が本当に取り組まなければならないのは、社員の健康への投資だと私は思います。
ひと昔前は、社員の健康は個人的なもの。という考え方が一般的でした。
しかし、今は、健康を企業側がマネジメントすることで、より企業価値に発展していく時代です。
先にも述べましたが、本来1億円を稼ぎ出すチームが、プレゼンティズムにより70%程度の力しかだせなければ、3千万円の損失につながるのです。
※参考の過去記事
さらに、米国ジョンソン・エンド・ジョンソングループが世界250社・約11万4000万人に健康教育プログラムを提供し、投資に対するリターンを換算しました。
結果は、投資1ドルに対して3ドルの投資リターンが得られたという結果になったとのこと。
難しい仕事の方法論より、健康に投資することが生産性向上につながるという良い例です。
混沌とした時代のリーダーに求められるもの
このVUCA時代のリーダーに求められるものは、ひと昔前の背中を見せるだけのリーダーよりも、より共感を得て、周りを巻き込むリーダーだと思います。
トップダウンで、指示を出すだけではなく、よりリーダーの強い想いや、ビジョンを世の中に伝え、周りと共に成長していく。
ただお金のためだけに、仕事をする時代はそろそろ終わりを迎えようとしています。
今、若い世代が求める世の中の在り方は、バブル経済を経験してきた世代のそれとは、大きく違います。
私は、とても良い傾向にあると考えています。
ただ、忘れてはいけないのは、企業は、生産性も必須だと言うことです。
綺麗事だけでは前にはすすめません。
だからこそ、人として本来の力を発揮するために、健康なココロやカラダそしてマインドが必要になるのです。
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