問題を抽出し解決するために
目標が曖昧では、成果を上げるのは難しい。
働き人として、課題を明確にし、それに対して目標をたてていく。
これは仕事の時でも同じ考え方だと思います。
私達は、ただ、単純に健康になれば良いのではありません。
目的は、100%の力を発揮するために、コンディションを整えていくのです。
決して、フルマラソンを完走することが目的ではありません。
この4つのステップで考える
結論から言うと、下記の図にあたはめて考えていきます。
まずは、問題を明確にする。
仕事を行う上でも同じだと思いますが、一体何がどの程度問題なのか?を明確にします。ここで、問題をはき違えると、何のための行動なのか、手段と目的がわからなくなってしまいます。
次に、問題箇所を特定し原因を追求します。
これは、とにかく思いつくことを紙に書き出していきます。
そして、最後に解決策を考えていきます。
【ステップ1】<What>問題を明確化する
そもそも何が問題なのか?これを考えていきます。
先ほども書きましたが、手段と目的を間違えると、結果がズレて何のために行動しているのかがわからなくなります。
さて、問題を明確にしてみましょう。
例えば、100%の力がだせず、常に70%の力しかだせていないという問題があるとしましょう。
100%の力にするための30%の力がなぜ出せないのか?
となります。
もちろん、ここは、業種業態によって、変わってきます。
ここを間違えると、ただの健康オタクに大変身していきます。
【ステップ2】<Where>考えられる原因を挙げる
もしかしたら、残業が多くて、夜の睡眠時間が削られている、肥満になり寝ている時にいびきをかいている、常にスマホを見ていて肩こりがある、1日中同じ姿勢でパソコンの前にいて腰痛が悪化しているのか…
考えられる原因を上げていきます。
とにかく、思いつく原因を書き出してくださいね。
【ステップ3】<Why>なぜその問題が起こっているか、深掘りしていく
ステップ1・2で明らかになった問題箇所について、さらに深掘りしていきます。
例えば、残業が多いのはなぜなのか?を思いつくままに原因を全て書き出していきます。例えば、集中力が低下してミスが多く直しが多く時間がかかている、そもそもスケジューリングが間違っているなど、思いつくままに書いていきます。
【ステップ4】<How>その課題をどう解決するのか
これまでの「なぜ・どこで問題が起こったのか」を把握して、問題を明確にた上で、解決策を考えていきます。
例えば、夜頭が冴えて眠れない場合は、その解決策として、眠るための解決策を実行していきます。
この様に、最高のコンディションに整えるためには、自分の今の問題点を明確にし、その原因を追求し、解決していかなければなりません。
私達は、最高のパフォーマンスで仕事を行い、生産性の向上を実現していきたいのです。
そのための問題点を明確にして、解決策を出していきましょう。
くれぐれも「健康オタク」や年1回の会社の運動会参加が目的ではありませんよ。
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