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「願望は知識」— 人は知らないと欲しいと思えない

こんにちは、吉川です。

突然ですが、「シルクスイート」と聞いて、何を思い浮かべますか?
多くの人は、あの甘くてしっとりしたサツマイモの銘柄を思い浮かべるかもしれませんね。

でも、今回お話しするのは牛タンの根本にある希少部位「シルクスイート」のことです。
この部位、驚くほど臭みがなく、しゃぶしゃぶで食べられるほどの柔らかさと歯ごたえを兼ね備えていて、200gで約7,000円ほどする高級品です。

もし、今までその存在を知らなかったとしたら、これを読んで初めて「食べてみたい!」と思ったのではないでしょうか?

僕は、この話を聞いたとき、「こんな食材があるなんて知らなかった!」と驚くと同時に、「知ることができたからこそ、食べたいという願望が生まれたんだな」と気づきました。

そしてこれって、人生の選択肢を広げることにも通じるな、と。

成功の第一歩は「無知の知」

「願望は知識」という言葉があります。
人は、知らないものには興味を持たないし、知識がなければやりたいことも増えない。

僕自身、昔は「経営者なんて特別な才能がある人しかなれない」と思っていました。
起業なんて遠い世界の話で、そもそも自分がその道を選ぶなんて考えたこともなかった。

でも、たまたま今もお世話になっている恩師と出会い、経営の知識を学ぶ機会を得たことで、初めて「自分にもできるかも」と思えるようになったんです。

つまり、「知らなかったことを知った」ことで、新しい選択肢が生まれたということ。

これは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが説いた「無知の知」にもつながります。
「自分が何を知らないのかを知ること」こそが、成長の第一歩という考え方ですね。

「知らなかったことを知る」だけで人生は変わる

よく「どうやってやりたいことを見つけたんですか?」と聞かれることがあります。

正直、最初から「これがやりたい!」と明確に決まっていたわけではありません。
むしろ、「やりたいことがない」という時期もありました。

でも、振り返ってみると、知識を増やすことで、願望が明確になっていったんです。

例えば、あなたが「もっと収入を上げたい」と思ったとします。
でも、今の環境のままでは「どうすればいいのか」が分からない。

そんなとき、
・ダブルワークで立ち上げを行っている人の話を聞く
・キャリアアップして年収を上げた人の経験談を知る
・起業して自由な働き方をしている人に会う

こういう「知らなかった情報」に触れることで、「あ、こういう道もあるんだ!」と新しい可能性が見えてくる。

そして、それを知った瞬間に、「自分もやってみたい!」という願望が生まれるんです。

「願望を生み出す知識」を得るために僕が大切にしていること

じゃあ、どうすれば「知らないことを知る」機会を増やせるのか?
僕が意識しているのは、「自分とは違う環境にいる人と会うこと」と「新しい知識を学ぶこと」です。

① 普段会わない人と会う

僕は、起業前にたくさんの人と会いました。
その中には、僕より年下で成功している人もいれば、全く違う業界で活躍している人もいました。

彼らと話す中で、「えっ、そんな働き方があるの!?」「こんな方法で収入を増やせるのか!」と、知らなかった世界をたくさん知ることができました。

人と会うことで、自分の視野が広がる。
これは、僕が一番大切にしていることの一つです。

② 本や講演で新しい知識を得る

僕は、できるだけ本を読むようにしています。
特に、すでに成功している人の「成功体験」が書かれた本を読むと、「自分にもできるかも」と思えることが増えるんです。

また、僕自身も講演活動を通じて、
「そんな考え方があるなんて知らなかった!」
「この話をもっと早く知っていたら、人生が変わっていたかも!」
と、多くの人から言われます。

だからこそ、「学ぶ場」に積極的に飛び込むことが、新しい願望を生み出すきっかけになると考えています。

まとめ:「知らないこと」を知るだけで人生が変わる

・人は知らないものには興味を持たない
・「願望は知識」— 新しい知識を得ることで、やりたいことが明確になる
・普段会わない人と会い、本を読み、知識の幅を広げる

僕自身、「知らなかったことを知った」ことで、人生の選択肢が大きく広がりました。
もし今、「やりたいことが見つからない」「人生をもっと良くしたい」と思っているなら、まずは「知らない世界」に触れること」から始めてみてください。

今の私達にはまだ知らないだけで、人生を変える「シルクスイート」のようなものが、世の中にはたくさんあります。
その知識を得たとき、あなたの人生は大きく変わるかもしれません。
一緒に探しに行きましょう!

今日もありがとうございました!
吉川康弘

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